池住義憲20060111第７回 口頭弁論の傍聴申し込み【再送】
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
第7回口頭弁論が金曜日に迫ってきました。
当日は寒くなるかもしれませんが、
なんとか、内田計一裁判長に「結審」の一言を言わせないよう、
原告・弁護団全員で迫りたいと思います。
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■第7回口頭弁論の傍聴申し込み 【再送】
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日時： 1月13日（金）13:30～ 集合12：30裁判所西側
場所： 名古屋地方裁判所 ２号法廷
当日は、受付先着順に入廷していただきます。
★入れ替え有り 終了時間は未定。
※前回、「入れ替えはありません」と、お伝えしましたが、
裁判所に時間延長及び入れ替えについての「上申書」を提出
した結果、前半後半で分けてもよいとの「通達」が来ました。
参加を希望される方は、下記の専用フォームに記入して送信ください。↓↓
http://www.haheisashidome.jp/koutoubenron_1.htm
★もし当日までに、ご都合が悪くなった場合は、
お手数ですが事務局まで必ずご連絡下さい。
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■「裁判長に回避を求める署名」を集めてください （再送）
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内田計一裁判長に「回避」を求める署名は、
明日12日に、最終分1638筆を提出します。
これまで提出した分と合わせて4859筆になりました。
みなさまのご協力ありがとうございました。
◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆
〒466-0804
名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内
TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334
郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR
e-mail：info@haheisashidome.jp
http://www.haheisashidome.jp/
池住義憲20060115第７回 口頭弁論 速報（第一報）
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
内田計一裁判長は原告・弁護団の主張を一切無視した訴訟指揮を行い
「結審」「判決」の強行をしようとしています。
以下、第7回口頭弁論の第１報をお送りします。
みなさん、抗議・要請の声を届けましょう。
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■ 第７回口頭弁論 速報（第一報）
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『またしても暴挙 異議を求める中 裁判長，原告を無視して逃げる』
１月１３日（金）に行なわれた第７回口頭弁論は、大混乱、
弁護団が「異議」を唱え、「忌避」を求める中、裁判長が一方的に何かぼそぼそと話
し、
そのまま原告の前から逃げて、終わりました。
概要、次のとおりです。
１．【途中までは順調に進行】
始めは，被告国の主張に対する反論、甲府地裁判決批判、イラクの実情、国
際社会における平和的生存権、原告が受けている具体的な権利侵害と精神的苦痛
の詳細など、原告弁護団からの本当にすばらしい感動的な陳述が続きました。
そして、弁護団は，この裁判の審理に不可欠な１０名の証人と４０名の原告
本人尋問を申請しました。
２．【終わる直前，原告弁護団の意見を無視し「紙を読み上げる」行動にでる】
弁護団から，主張の陳述と，証人申請・原告本人申請が終わった直後です。
内田計一裁判長は、被告国に証人申請に対する意見と，今後の進行に対する
意見を聞き「証人は必要ない。結審してください」と言わせました。これは第５回、
第６回口頭弁論でも使われた、事前に国側と示し合わせた手法です。
そして、私たちが申請した証人・原告本人尋問に対して合議（３人の裁判官
で相談すること）することも判断を示すこともなく、一方的に、いきなりこの裁
判を「原告天木直人とそれ以外の原告とを分離する」との「読み上げ」が始まりまし
た。
分離，というのは、原告１名（元レバノン大使）とそれ以外の原告全員グル
ープに分けて裁判しよう，ということです。
前回９月９日の裁判のときから内田裁判長は天木さんと，それ以外の原告と
を分け，天木さん以外の原告全員については１月１３日に「結審」する、と予告
していました。
前回から今回の裁判までの間に，原告弁護団が「各原告がどれだけイラク派
兵で精神的苦痛を被っているか」などについて大部の準備書面を提出したにもか
かわらず、裁判長はそれらをまったく無視して裁判を進めようとしたのです。
３．【弁護団、異議を唱え、忌避を申し立てる】
原告弁護団は「分離」に対し，すぐさま「異議」を唱えました。
前回の裁判から内田裁判長が口に出して明らかにしていた「予断」にもとづ
く強行な進め方であり，原告側の言い分や証拠を全く無視する裁判の進め方だか
らです。
しかし内田裁判長は異議の申し立てを無視し、すでに用意していたと思われる
紙を読み上げ続けました。本来，「異議」を申し出た場合には，３人の裁判官で
合議（相談）して，「異議」には理由があるのか，ないのかを判断しなければなら
ないのですが，その手続もしませんでした。
そこで，弁護団は即座に「忌避」を口頭で申し立てました。
その間、十数秒。法廷内にいた弁護団と原告の多くは内田裁判長の不当な訴
訟指揮に対して一斉に抗議の声を挙げました。内田裁判長は、ただただ下を向い
て紙に書かれたものを読み続けるだけ。何を言っているのか、全く聞き取れませ
ん。
一番近くにいる弁護団も。もちろん、法廷を埋め尽くした原告当事者全員
も。法廷内は、満場の原告・原告代理人の抗議及び適切な訴訟指揮を求める声の中、
さらに数十秒経ち、内田裁判長がメモを読み終えたらしく（裁判長が何を言っている
かは全く聞き取れないので私たちには法廷が終わったのかどうかさえ分かりませんで
した）、
３人の裁判官は私たちに背を向けて法廷から逃げていきました。
４．【裁判は『中断』した～～私たちの認識・理解】
私たち原告と弁護団が聴き取るこができて認識・理解したのは、以上のよう
な内容です。
原告弁護団が「忌避」を申し立てた後、内田裁判長が何を読み上げていたの
かは，誰にも聴き取ることができませんでした。
「忌避」は，それを申し立てた時点で裁判の進行がストップする決まりです。
ですから，私たちにとっては弁護団が「忌避」を申し立てた時点で裁判は「中断」
しています。
５．【全く聞き取れなかったのに，裁判所は「結審」を宣告したとの立場をとる】
ところが，１３日の夕方、私たちは法廷の模様を報告した際，新聞記者から、
「原告１名（天木直人さん）を除いた原告全員については結審」し，「原告１名
を除いたそれ以外の原告全員の判決言い渡しは４月１４日」「残した原告１名の
次回期日は４月２１日」という情報を得ました。
「結審」というのは，第一審（地方裁判所）での審理を終える，ということ
です。「結審」した後は「判決」の言い渡しが待っているだけです。つまり，民
事６部は原告が申請した証人１０人について１人も法廷で話を聞かないまま，原
告についても１人も話を聞かないまま，この裁判の審理を終えたことにしてしま
おうとしています。
記者は法廷に来てくれていましたが，裁判長が何と言っているのかは記者も
聴き取れなかったので、閉廷後、裁判所（広報担当及び民事６部）に聞いたよう
です。
６．【原告に聞き取ることさえできないような，裁判の進め方はおかしい。】
訴訟の進行や内容は、原告当事者に対して「聴き取れる」ように告げ知らせ
る。これは、訴訟を指揮する裁判長の最低限の責務です。
しかしながら，おそらく内田裁判長は，法廷にいた原告・弁護団・傍聴者
（報道関係者含む）の誰もが聞こえていた原告弁護団からの「異議」と「忌避」
を無視し，法廷にいた誰もが聞き取れなかったにもかかわらず，１３日の法廷で
は天木直人さん以外の原告について「結審」を宣告したことにしてしまうでしょ
う。
これほどまでに原告を無視した裁判を，私たちは許すことはできません。
たとえ裁判所が「結審しました」と言い張るとしても，「結審」「判決」の
強行に抗議していきます。
以上です。
法廷の様子の詳細と，これからの動きについは、追って「第二報」並びに
「差止news第９号」（３月上旬頃発行予定）でお知らせします。
■■みなさん、抗議のファックス送りましょう！■■
■名古屋地方裁判所民事６部 直通FAX 052-223-5423
名古屋地方裁判所民事第６部合議係
裁判長裁判官 内田 計一
裁判官 安田 大二郎
裁判官 高橋 貞幹
みなさまの抗議の声を内田裁判長に！
内田裁判長の暴走をとめなかった安田・高橋裁判官にも抗議の声を！
■司法記者クラブ TEL&FAX 052-201-8929
報道の役割は「事実」を事実として伝えることです
自らの目撃した「事実」を伝えず、裁判所の発表をそのまま伝えるのは
報道の自殺行為です
■■みなさん 新聞に投稿しましょう■■
この「事件」はイラク訴訟だけに留まりません 裁判所が行政の右傾化に
迎合している悪しき流れに わたしたちの意見を「声」として投稿しましょう
★★訴訟の会の抗議文を名古屋地裁に出します★★
１６日(月)１６時に民事６部に「抗議文」を提出します
同行できる方は１階ロビーに集まってください
★★名古屋地裁前で抗議活動をします★★
１９日(木）８時から地裁前で抗議のチラシを配ります
ハンドマイクでの街宣もします
みなさん １９日の８時に地裁前に集まってください
◆◆ホームページにあらましの図解を載せました◆◆
１３日の閉廷間際のできごとについての図解を掲載しました。
http://www.haheisashidome.jp/20060113/20060113.jpg
◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆
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池住義憲20060219１月１３日「結審」～その後
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
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■ 1月13日「結審」～その後
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第７回口頭弁論 速報（第一報）でお伝えした通り、また報道で
明らかにされた通り、1月13日をもってこの訴訟は「結審」されました。
判決は4月14日です。
内田裁判長の強引なやり方に対し、地裁宛に多くの「抗議文」
が届いたはずですが、状況は変わっていません。
昨年9月に裁判長が代わり、法廷はがらっと変わりました。
被告国の主張を聞くこともなく、弁護団が作成した膨大な準備
書面は、内田裁判長のマイク脇に置かれたまま、開かれる
こともありませんでした。
このまま「判決」が言い渡されても、満足な内容であるはずが
ありません。この先、政治情勢が変わったとしても、自衛隊派兵
が違法行為である事に変わりないのです。
やはり私たちの手で、訴訟で勝ち取るしか道がない。
そう考え、今後は次の段階である高等裁判所への「控訴」
に向けて準備を進めていく見通しです。
詳細が決まり次第、ご連絡いたします。
（現在、会報『差止News』９号を準備しています）
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■街頭活動のお知らせ
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抗議の街頭活動を、以下のスケジュールで行います。
可能な時間帯にぜひ来てください。
２月２０日（月） １６：５０～１７：４５ 地裁前
１８：００～１９：００ 栄・三越前
３月６日（月） １６：５０～１７：４５ 地裁前
１８：００～１９：００ 栄・三越前
３月２０日（月） １６：５０～１７：４５ 地裁前
１８：００～１９：００ 栄・三越前
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■ イラク訴訟弁護団 連続講座のご案内
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「大量破壊兵器の存在」のウソと国際法を無視した米英の
イラク攻撃から３年が経ちます。占領は続き多くの人たちが
今も殺され、傷つけられています。このようなイラク攻撃と
占領を支持する自衛隊のイラク派兵も継続しています。イラ
ク派兵差止訴訟で、被告国と裁判所は私たち原告・弁護団
の心からの主張を一切聞くことなく、不当な訴訟指揮を繰り
返しています。裁判で弁護団は、イラク派兵の違法性を立証
するために膨大な準備書面を用意しました。何を根拠に何を
主張しているのかを改めて弁護団から聞き、司法が良心を取
り戻し、憲法の番人としての役割を果たすために弁護団が
語ります。
多くの方の参加をお待ちしています。
また ぜひみなさんの地元で、勉強会を開いてみてください。
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●第１回 田巻紘子弁護士
イラク訴訟弁護団事務局次長
田巻弁護士にイラク開戦からの事実関係とそれに係る
原告の想い 陳述書にみる非侵害利益を語ってもらいます
日時 ２月２５日(土) １３時３０分から
場所 名古屋ＹＷＣＡ ビッグスペース
ドキュメンタリー「ファルージャからの証言」上映
後援 名古屋ＹＷＣＡ
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●第２回 中谷雄二弁護士 イラク訴訟常任弁護士
平和的生存権とは何か 人格権とは何かを語ってもらい
わたしたちには何ができるのか そして何をしなくてはならない
のか「良心」にそって生きるとは何かを考えましょう
日時 ３月１６日(木) １８時３０分から
場所 名古屋ＹＷＣＡ １０５
後援 名古屋ＹＷＣＡ
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●第３回 稲森幸一弁護士 イラク訴訟常任弁護士
国際社会における平和的生存権
日時 ４月８日(土) １３時３０分から
場所 名古屋YWCA
後援 名古屋ＹＷＣＡ
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各回とも参加費５００円
◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆
〒466-0804
名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内
TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334
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池住義憲20060224イラク派兵は終わらない
サマワの陸自撤収、しかし空自の活動範囲、拡大！
＜２００６年２月メール通信＞
２月の「メール通信」をお送りします。今回の通信は「イラクの現
状」とサマワ駐留の「陸自撤収に関する最新の動き」についてです。
サマワからの陸自撤退の方向が報道されています。しかし、これ
で自衛隊のイラク派兵は終わりません。サマワの陸自（約600人）
は撤収となっても、クウェートにいる空自（約200人）は引き続き駐
留するからです。空自の活動範囲が拡大されるからです。ちょっと
固い文章ですが、お読み下さい。
なお、アップデイトしたイラクにおける『多国籍軍参加の状況』の
資料も、ご参考まで添付ファイルにてお送りします。
２００６年２月２４日（金）
池住義憲 (いけずみよしのり)
国際民衆保健協議会(IPHC) 日本連絡事務所 代表
〒470-0131 愛知県日進市岩崎町竹ノ山149-549
Tel/Fax: 0561-73-3423
Mail: ikezumi@mtb.biglobe.ne.jp
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『イラク派兵は終わらない
～～サマワの陸自撤収。しかし空自の活動範囲、拡大！』
池住義憲
＜３月中に撤収命令か＞
イラクに派兵した自衛隊の撤退に向けた検討が急ピッチで進められて
います。現在国会で審議中の来年度予算案成立後、３月中に小泉首相
が撤収命令を出す予定です。
撤収計画の概要は、まず３月下旬に、物資輸送の調整作業など撤収
支援を担当する「撤収支援隊」（仮称）を派遣。クウェートに補給・輸送の
専門部隊100人、サマワに20人、空自の輸送拠点となっているタリルに
10名の計130人。治安が悪化すれば警備輸送中隊などを加え、最大320
人まで増やす。
３月末から、“人道復興”支援活動でサマワ駐留の第９次復興支援群
（小野寺靖群長）と業務支援隊の陸自隊員計600人の撤収を開始する。
２月中旬にイラク・サマワ入りした第９次復興支援群の派遣期間は通常
３ヶ月であるが、派遣期間を若干延長し、撤収完了まで駐留させる。
600名の陸自を二派に別けて５月末までにクウェートに引き揚げる。サ
マワの陸自宿営地は解体せず、地元住民に受け渡し、ＯＤＡ（政府開発
援助）を通じて復興プロジェクトを強化する。クウェートで車両や装備の
梱包、検疫通過のための洗浄作業などを行い、７月中には全員の帰国
を完了させる、というものです。
陸自撤収の動きを加速させたのは、サマワの治安維持を担当する英
豪軍の撤収です。１月下旬、英国は、サマワを含むイラク南部に展開し
ている英軍兵士500人を５月末までに撤退完了させることを表明。英国
兵士は３月半ばから撤退を開始します。これをうけて日本政府は急遽、
外務・防衛両省庁の担当者を米英豪３ヶ国に派遣。２月下旬にはロンド
ンで日米英豪４ヶ国実務者協議（秘密会議）を行って詳細を最終調整す
る予定です。
＜しかし 派兵は終わらない＞
サマワの陸自は撤収の方向ですが、しかし、クウェートに駐留している
空自約200名につては何の言及もありません。そのまま駐留し、Ｃ130輸
送機３機態勢で多国籍軍への輸送支援を引く続き行なう方向です。１月
下旬に複数の政府筋が明らかにしたところによると、クウェート・イラク間
の輸送に加え、カタール・クウェート間での米兵や物資の輸送など、米軍
拠点間での輸送の役割も担当する。明らかに任務の拡大です。
空自の駐留継続と活動範囲の拡大は、すでに昨年10月の日米豪協議
で話し合われていました。政府は、昨年12月のイラク特措法の基本計画
見直し（１年間の派兵期間延長）の際に、実施要綱も変更しました。空自
が活動できるイラク国内の空港を13ヶ所から24空港に拡大したのです。
陸自撤収後の米国との関係を視野に入れた対応です。そして今年の２
月中旬、政府は陸自撤退を容認してもらう条件として「空自の駐留継続と
活動範囲の拡大」を米国に打診しています。米国側は当然のことながら、
米軍拠点間での輸送の拡大に期待を示しているでしょう。
Ｃ130輸送機をイラクに送っているのは、米、英、豪、日の４ヶ国だけ。
米国は日本に対して空自の役割を強化・拡大し、輸送分野で中心的な役
割を果たさせようと期待しています。
＜治安悪化を深めるイラク＞
米英のイラク攻撃から３年。イラク国内の治安は悪化の度を深めてい
ます。去る２月３日、首都バグダッドでイスラム教スンニ派教徒14人の射
殺体が発見。イラク中部サマラでは、２月２２～２３日にシーア派・スンニ
派合わせて住民130人以上が死亡。内戦の危機を指摘する声が出るほ
ど緊張が高まっています。米ワシントンポスト紙は、昨年12月、イラク民間
人の死者は最小で27,368人、最大で38,877人と発表。実際はそれをはる
かに上回ると言われています。イラク人道組織「イラキュン」は、イラク市
民の死者は12万人以上と発表しています。
昨年10月の国民投票で承認されたイラク憲法のもとで、12月にはイラ
ク国民議会選挙が実施されました。結果発表まで２ヶ月を要しましたが、
第1党はシーア派の宗教勢力「統一イラク同盟」、第２党はクルド人の連
合政党「クルド同盟」、次いでスンニ派の統一会派「イラクの調和」、スン
ニ派と組んだアラウィ前首相の世俗的シーア派「イラク国民名簿」でし
た。しかしどの政党も議会の過半数には達せず、石油資源の取り分にか
らむ連邦制導入問題や、首相選出を巡って対立が激化しています。政党
間、反米・親米、宗派間で抗争が絶えません。
本年１月末に発足予定だったイラク正式政府の発足は、こうした内部
での深刻な対立により、今もなお難航しています。一体、誰がこのような
状況を創り出したのか。その責任は誰が負うのか。私たちはこれを厳し
く問い続けていく必要があります。
＜空自の活動範囲拡大は『違憲行為の拡大』！＞
空自の活動とは、米英軍をはじめとする多国籍軍兵士とその”関連物
資”の輸送です。政府は、これは「安全確保支援活動」であり「後方支援
活動」だから戦闘行為および武力の行使にはあたらない、と言っています。
しかし、後方支援活動はイコール「兵站活動」、戦闘行為の一部である
ことは国際法でも明らかであり、国際常識です。従って、そうした空自の
活動範囲拡大は、「憲法違反行為」の拡大そのものです。
＜政府の違憲行為を正す＞
政府の違憲行為を見過ごし、容認しては、法治主義国家、立憲主義国
家の崩壊を招きます。私は、2004年２月に「自衛隊イラク派兵差止訴訟」
を仲間（原告数は計３，２６７名）と一緒に名古屋地裁に起こしました。こ
の訴訟は、こうした政府による違憲行為継続の流れを止め、政府を正す
闘いです。
裁判の進行状況は、現在、大変厳しい状況です。司法府とは、本来、
立法府・行政府の違憲行為を憲法の番人として正面から正すのが役割
です。しかし残念ながらその司法府が違憲行為を黙認し、「違憲行為の
加担者」となってしまっています。国の違憲行為を「黙認」するために、裁
判所は違法な訴訟指揮を断行しています。
訴訟の内容や経緯・現況については、是非、訴訟の会ホームページ
（http://www.haheisashidome.jp/）をご覧下さい。３月上旬には会報（第９
号）を発行しますので、ご希望のかたは池住（ ikezumi@mtb.biglobe.ne.jp）
までご一報ください。郵送します。
以上
池住義憲20060308控訴の委任状をお送りください
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
「差止Ｎｅｗｓ」9号は、もうお手元に届きましたでしょうか？
今回は、控訴の委任状や、06年度会費振込用紙を同封したため、
みなさまに郵送させていただきました。
ご了承ください。
また、「弁護団 連続講座」の日程が変更になりましたので、
お知らせいたします。
重要なお知らせばかりなのでぜひ最後までお目通しください。
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■「差止News」9号 発行
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下記ページをクリックしてください↓↓
http://www.haheisashidome.jp/kaihou.htm
なお、ページが正しく表示されない場合は事務局までご連絡ください。
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■判決～訴訟の会『総会』に来てください
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申込みハガキをまだ送っていない方で、参加を希望される
方は下記の専用フォームに記入して送信ください。
↓↓
http://www.haheisashidome.jp/koutoubenron_1.htm
※「参加・傍聴希望」の欄から「4/14判決」を選んでください。
■判決： 4月14日(金)午後１時30分～（名古屋地裁 １号法廷）
■報告集会： 同日 午後2時頃～（桜華会館）
■総会： 同日 午後３時または3時30分～4時30分（桜華会館）
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■控訴の委任状をお送りください
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「控訴委任状」は会報と同封いたしましたが、万一、同封されて
いなかったり、紛失された場合は、下記ページからダウンロード
してください。
↓↓
http://www.haheisashidome.jp/tetuduki2.htm
※この委任状は、すでに原告になっている方のみ有効となります。
原告でない方は控訴はできませんのでご注意ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「弁護団の連続講座」日程変更のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前回のメールでお知らせした「弁護団の連続講座」の第二回と
第三回の日時が以下のように変更になりました。
お手数ですが、訂正をお願いします。
-----------【変更後の日時】---------------
●第2回 中谷雄二弁護士 イラク訴訟常任弁護士
日時： 3月28日(火) 18時30分から
場所： 名古屋ＹＷＣＡ 201 202
●第3回 稲森幸一弁護士 イラク訴訟常任弁護士
日時： 5月10日(水) 18時30分から
場所： 名古屋YWCA 105
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「とめよう戦争協力の拡大 3.19集会」のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3月20日は、米英のイラク攻撃から3周年です。
これを前後して世界的に反占領の行動が呼びかけられています。
昨年、10月・12月と共同行動を行った以下の3団体で、下記の
集会を行うことになりました。
みなさま、ぜひご参加ください。
日時： 3月19日（日）
時間： 午後2時～2時40分
デモ出発： 2時50分
場所：白川公園
呼びかけ：
名古屋YWCA 052-961-7707
自衛隊イラク派兵差止め訴訟の会 052-781-0165
有事法制反対ピースアクション 052-881-3573
◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆
〒466-0804
名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内
TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334
郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR
e-mail：info@haheisashidome.jp
http://www.haheisashidome.jp/
池住義憲20060322判決～訴訟の会『総会』に来てください
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
米英によるイラク攻撃から3年。
自衛隊はイラクから撤退のめどが立たず、「戦争協力」を続けています。
また国内や韓国で、米軍再編による地域住民への影響が強まって
います。
もうこれ以上戦争に加担するのはイヤ！
派兵を終わらせましょう。
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■判決～訴訟の会『総会』に来てください（再送）
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申込みがまだの方で、参加を希望される方は下記の専用フォームに
記入して送信ください。↓↓
http://www.haheisashidome.jp/koutoubenron_1.htm
※「参加・傍聴希望」の欄から「4/14判決」を選んでください。
■判決： 4月14日(金)午後１時30分～（名古屋地裁 １号法廷）
■報告集会： 同日 午後2時頃～（桜華会館）
■総会： 同日 午後３時または3時30分～4時30分（桜華会館）
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■控訴の委任状をお送りください 【締切延期：4月10日まで】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在、約530名の方から控訴の申込みがありました。
まだまだ多くの方からの申込みをお待ちしています。
ぜひ3251名の原告全員で、控訴しましょう。
「控訴委任状」は下記ページからダウンロードできます。
↓↓
http://www.haheisashidome.jp/tetuduki2.htm
◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆
〒466-0804
名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内
TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334
郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR
e-mail：info@haheisashidome.jp
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池住義憲20060324各政党に『公開質問書』出しました
（このメール通信は、ＮＧＯ・市民運動などで知り合った方々に
ＢＣＣで送信しているものです。受信不要な方はご一報下さい）
＜２００６年３月メール通信＞
３月の「メール通信」をお送りします。今回は次の二つです。
１）各政党への『公開質問書』（自衛隊イラク派兵差止訴訟関連）
２）「なごや自由学校講座」案内（ファシリテーター講座ほか）
＊いくつかお問い合わせがありましたので、おしらせします。
いずれも名古屋での開催ですが、可能な方、ご参加ください。
２００６年３月２４日（金）
池住義憲 （いけずみよしのり）
国際民衆保健協議会(IPHC) 日本連絡事務所 代表
〒470-0131 愛知県日進市岩崎町竹ノ山149-549
Tel/Fax： 0561-73-3423
Mail： ikezumi@mtb.biglobe.ne.jp
１．各政党に『公開質問書』出しました
去る３月２２日、各政党（自民、公明、民主、共産、社民、国民新党）
に対して「公開質問書」を提出してきました。下に貼り付けて、送信しま
す。
全国１１地域（札幌、名古屋、東京、大阪、静岡、山梨、仙台、栃木、
岡山、京都、熊本、以上提訴順）で進められている「自衛隊イラク派兵
差止訴訟」の全国弁護団連絡会議によるものです。
国際法違反のイラク戦争開始から、３年。しかも「イラクには大量破壊
兵器がある」「イラクはアルカイダと関係がある」という、開戦当時の“正
当性”が崩壊した後も、米英軍らによる軍事攻撃と軍事占領が続いて
います。何ら謝罪や反省、責任究明もなされることなく…。虚偽の情報
（小泉首相の言葉を引用すれば、“ガセネタ”）に基づいて行なわれた戦
争です。その結果、10万人以上ものイラク市民の生命が奪われていま
す。
日本政府は現在も米英軍を支持し、自衛隊イラク派兵という憲法違
反行為の既成事実を積み重ねています。そして今は、そのように既成
事実化した現実に合うように、憲法を変えようとしています。
公開質問書では、このような状況のなかでの各政党の姿勢を問うて
います。各質問項目には、最新情報も記してありますので、是非ご一読
ください。回答期限は４月５日。回答結果はマスコミを通して広く公開す
る予定ですが、次回「メール通信」でもお知らせします。
＊公開質問書に添付した下記２点の参考資料を入手ご希望の場合
は、 メールでご一報ください。それぞれを添付ファイルでお送ります。
参考資料１：『イラク戦争の“正当性”に関する主要な動きと発言』
（2003年2月～2005年12月）
参考資料２：『自衛隊のイラクおよびクウェート派遣に関する資料』
＊名古屋訴訟の内容や経緯・現況については、是非、訴訟の会
ホームページ（http://www.haheisashidome.jp )をご覧下さい。
２．「なごや自由学校」講座案内
●特別講座『経済のグローバル化への対案』
米国のシンクタンクNGOからゲストを招き、経済のグローバル化の問
題について学びます。世界規模で、そして身近なところで、この問題に
どんな対案があるのかを考えます。
◇講師：ビクター・メノッティ（International Forum on Globalization）
◇コーディネーター：池住義憲
◇日時：4月1日（土）15:00-17:30
◇会場：フェアビーンズ（池下駅徒歩7分）
◇料金：1000円（申込不要）
◇主催：(特活)ＡＭネット、なごや自由学校
◇後援：(特活)名古屋NGOセンター
●「ファシリテーター養成」講座
これからの教育や社会活動の鍵となる「ファシリテーター」の基礎を学
びます。学校の先生、福祉関連のスタッフから、これから何かを始める
人まで、どなたにもおすすめ。
◇日程：第１回 ６月２４日（土）「ファシリテーターの基本１
～パウロ・フレイレの教育思想から」
第２回 ７月１５日（土）「ファシリテーターの基本２
～アウグスト・ボアールの民衆演劇から」
第３回 ７月２２日(土）「ファシリテーターとして大切なこととは」
（応用編）
◇講師：池住義憲
◇時間：各土曜日 13:30-16:30(第2回のみ17:00まで）
◇会場：第1/2回 名古屋学生青年センター（名古屋大学駅徒歩５分）
第3回 なごやボランティアNPOセンター（予定）
◇料金：5,800円（学生：4,800円）、部分参加1回2,300円
◇申込先： なごや自由学校
488-0801愛知県尾張旭市東大道町原田68
愛知聖ルカセンター気付
（tel:0561-53-8939 fax:0561-52-7657）
（E-Mail: alc.chubu@nskk.org）
（ホームページ：http://www.nskk.org./chubu/alc/alt.htm）
以上
（以下は、各政党に提出した『公開質問書』です）
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『イラク戦争』および『自衛隊派遣』等に関する公開質問書
2006年3月22日
「自衛隊イラク派兵差止訴訟」全国弁護団連絡会議
●質問１ イラク戦争の「正当性」について
イラク戦争開戦から約一年経った2004年1月、ディヴィッド・ケイCIA前
特別顧問（初代米調査団団長）氏は「（大量破壊兵器は）もともと存在し
なかった」「われわれはほとんど間違っていた」と発言し、米調査団
(ISG)団長を辞任しました。この発言を皮切りに、同年7月の米上院情
報特別委員会報告書、英独立調査委員会報告書、2005年3月末の米
独立調査委員会最終報告などで、「大量破壊兵器の存在」および「イラ
クとアルカイダの関係」を否定する明確な調査結果が公表されました。
ブッシュ米大統領も、昨年12月12日のベンシルベニア州フィラデルフィ
アでの演説で、「大量破壊兵器の存在」および「イラクとアルカイダの関
係」に関する情報が誤りであったことを認めました。
貴党は：
１）このようにイラク戦争が虚偽の情報および情報操作に基づいて行な
われた事実、戦争の「正当性」がもはや完全に崩壊した事実をどのよう
に受け止めて対応されたか、または今後対応されるのか？
お聞かせください。
(注) 添付の参考資料(１)「イラク戦争の“正当性”に関する主要な動き
と発言」（2003年2月～2005年12月）を参照ください。
●質問２ 派遣されている「航空自衛隊の活動」について
自衛隊がイラクおよびその周辺地域に派遣されてまだ間のないころ、
津曲義光航空幕僚長は航空自衛隊が米軍兵士とともに携帯可能な武
器類をすでに18回輸送したことを認めました（2004年4月8日及び同年6
月11日第159回国会参議院イラク特別委員会）。大野功統防衛庁長官
も「米兵だけでなく多国籍軍の軍人・兵士・国際機関の人員を輸送して
いる」と述べています（2005年3月14日）。武器携行兵士の輸送は明ら
かに兵站行為として国際法で「武力の行使」とされています。
貴党は：
１）こうした空自の活動内容（輸送内容など）についてどれだけ把握し、
どのように考え対応しているか？
お聞かせ下さい。
(注) 添付の参考資料(２)「自衛隊のイラクおよびクウェート派遣に関す
る資料」を参照下さい。
●質問３ イラクに派兵された「自衛隊員５名の自殺」について
去る3月11日、防衛庁はイラクとクウェートに派遣された経験のある陸
上・航空自衛隊員のうち、計5人が自殺したことを公表しました。
貴党は：
１）この５名の自殺と派兵との因果関係に関する調査の必要性につい
て、どのように考えているか？
２）また、イタリアではイラクからの帰還兵が劣化ウラン弾の被害にあっ
ているとの情報がありますが、イラクから帰った自衛隊員の健康調査・
健康管理やメンタルケアなどに関して、どのような姿勢、対応をしている
か？
お聞かせください。
●質問４ イラク、クウェートからの「自衛隊撤収」について
１月下旬に複数の政府筋が明らかにしたことによると、サマワの陸自
は撤収の方向ですがクウェートに駐留している空自はそのまま駐留し、
Ｃ130輸送機３機態勢で多国籍軍への輸送支援を引く続き行なう方向で
検討する、とのことです。昨年12月のイラク特措法の基本計画見直しの
際に、クウェート・イラク間の空自が活動できるイラク国内の空港を従来
の13ヵ所から24空港に拡大すること輸送に加え、カタール・クウェート間
での米兵や物資の輸送など、米軍拠点間での輸送の役割も担当する
ことの検討を行なっていると報じられています。
貴党は：
１）自衛隊の撤収に関して、どのような見通しを持っているか？
２）とくに空自の活動継続、活動範囲・内容の拡大についてどのように
考えておられるか？
お聞かせ下さい。
●質問５ 「米国の国家安全保障戦略」文書について
先日（3月16日）にブッシュ米大統領が発表した米国の外交軍事政策
の指針となる「国家安全保障戦略」文書には、イランが最大の脅威にな
る可能性を示して、外交的解決策を優先するとしながらも、尚、「先制
攻撃」も辞さないとする方針を堅持するとしています。
貴党は：
１）この米国政府の方針・姿勢に対して、今後、どのような対応をしてい
かれるのか？お聞かせください。
●質問６ 日本の今後の「外交政策」について
2004年、2005年、陸上自衛隊は米軍とともに都市型戦闘訓練、市街
地戦闘訓練を実施しています。とくに2005年10月～11月は、イラクでス
トライカー旅団（殴りこみ部隊）として経験を積んだ米第一師団からイラ
クでの戦闘訓練・方法を学んでいます。また、陸自は2007年をめどに、
海外派遣待機要員として常時2,600人の部隊の設立を予定していると
のことです。このような動きは、米軍と一体になって海外での戦闘行為
を共同して行っていくことになり、専守防衛を建前とする自衛隊の本旨
から大きく外れ、日本の外交政策を大きく転換するものではないかと大
変危惧しています。
貴党は：
１） こうした動きに対してどのような姿勢、方針を持っておられるのか？
お聞かせください。
以上
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池住義憲20060407４・１４判決傍聴についての重要なお知らせ
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
現時点で、4月14日の「判決」言い渡しの日程が変更する
可能性が出てきましたのでとり急ぎお知らせします。
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■4・14判決傍聴についての重要なお知らせ
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傍聴をお申し込みのみなさま、ありがとうございます。
(1)「判決」言い渡しが延期される場合があります
1月13日の内田裁判長の「訴訟指揮」に対し「忌避」(裁判官が
この裁判を行うべきではない)を申し立てましたが、3月27日に
地裁から却下され、4月3日に高裁へ申し立てをしました。
（「即時抗告」）
この回答が出るまで裁判の進行は止まります。
もし4月14日に間に合わなければ、当日の「内田裁判長による
『判決』言い渡し」はありません。
現時点では「判決」言い渡しがある場合、ない場合の両方を
想定して準備しています。
いずれの場合も、
12:30から名古屋地裁西側で受付を行います。
14:00頃までに桜華会館「鳳凰の間」に移動します。
(2) 上記の場合も「訴訟の会・総会」を行います
この間の経緯と問題点を共有する集会を行い、15時過ぎから
「訴訟の会・総会」を行います。「自衛隊のイラクからの完全撤兵」
を求めて、さらに裁判を前進させるための重要な総会です。
周囲の原告の方々をお誘い合わせの上、ご参加下さることを、
改めてお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■控訴の委任状 お急ぎください！
【最終締切：4月２０日まで】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
控訴の申込みの数は、現在約900名。
念のために・・控訴のチャンスは今回一度きりです。
提訴と違い、後から加わることができません。
「うっかり忘れていた」という方、お早めに委任状をお送りください。
また原告のお知り合いがいたら声をかけてください。
「控訴委任状」は下記ページからダウンロードできます。
↓↓
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◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆
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e-mail：info@haheisashidome.jp
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池住義憲20060410４・１４判決言い渡し 予定通りあります！
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
先週お伝えしたばかりですが、本日（10日）高裁から
回答があったので、あらためてご連絡します。
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■4・14判決言い渡し 予定通りあります！
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高裁への「即時抗告」に対する回答は「却下」でした。
したがって4月14日の「判決」言い渡しは予定通り行われます。
内田裁判長による訴訟指揮の違法性が認められなかったのは
非常に残念ですが、当日は、この裁判長と二人の裁判官が
書いた判決文の内容を直に聞き、最後まで見届けましょう。
なお今回は入れ替えがなく、申込みをしても入廷していた
だけない場合もありますが、「法廷の外」も埋め尽くすぐらい
皆さん集まってください。
【受付：12：30裁判所西側】
傍聴お申込み
↓
http://www.haheisashidome.jp/koutoubenron_1.htm
■判決： 4月14日(金)午後１時30分～（名古屋地裁 １号法廷）
■報告集会： 同日 午後2時頃～（桜華会館）
■総会： 同日 午後3時30分～4時30分（桜華会館）
※当日、「控訴委任状」や06年度会費も受付いたします。
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池住義憲20060417４・１４判決報告 「裁判に非ず！」
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
4月14日 判決がありました。たった10秒の判決でした。
2年をかけて、10秒の判決。
その後「総会」をもちました。控訴します！
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■4・14判決報告 「裁判に非ず！」
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「判決」言い渡し場面は以下のようです。
まず、開廷の宣告前に、代理人・中谷雄二弁護士が、事前に
提出した『意見書』につき発言を求めました。
内田計一裁判長は「開廷してから」と言いました。
事件番号が読み上げられました。
中谷弁護士が再び立ち上がるや内田裁判長は「発言禁止」、
「判決・・・・・」と、もの凄い早口で言い出しました。
中谷弁護士が、「『意見書』について」と述べても聞いていません。
言い終わるや、３人の裁判官は、法衣を翻して逃げ去ったのです。
判決文によると、自衛隊派兵の中止とその違憲確認は「却下」、
損害請求を「棄却」されました。
その後、原告は名古屋地裁正面で抗議集会をもち「抗議声明」を
読み上げました。
※上記の「意見書」「判決文」及び「抗議声明」は近日中に
HPに掲載します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■4・14 総会報告
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抗議集会の後１４時３０分より公開記者会見をもちました。
その後１５時３０分から「訴訟の会総会」がありました。
第１号議案 ０５年度活動報告
第２号議案 ０５年度決算報告
第３号議案 ０６年度活動計画案
第４号議案 ０６年度予算案
すべて挙手により承認されました。
その後計画案により「控訴」の確認と「国家賠償請求訴訟」を支援
することを確認しました。
また、イラク訴訟を全国に発信していくこと
原告一人ひとりがその発言を多様な場でしていくこと
全国原告集会の開催 判決学習会の開催などが
提案されました
「活動報告」「活動計画案」などは次回の会報に同封します。
（HPにも掲載します）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■控訴の委任状をお送りください 【最終締切：4月20日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在、約940名の方から控訴の申込みがありました。
まだまだ多くの方からの申込みをお待ちしています。
ぜひ3251名の原告全員で、控訴しましょう。
「控訴委任状」は下記ページからダウンロードできます。
↓↓
http://www.haheisashidome.jp/tetuduki2.htm
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■４・２１ 天木直人さん口頭弁論
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日時：4月21日（金） 13時30分 ～受付12時30分から
場所：名古屋地方裁判所２号法廷
天木直人さん（元駐レバノン特命全権大使）の不当解雇
免職処分に係る法的権利を主張していますが
内田計一裁判長は天木さん本人の陳述を拒否しました。
裁判終了後に報告も兼ねて天木さんからお話を聞きます。
ぜひ一人でも多くの傍聴をお願いします。
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池住義憲20060518５・２５第６次原告 第１回口頭弁論のお知らせ
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
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■5・25 第6次原告 第1回口頭弁論のお知らせ
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第6次原告（16名）は今年1月10日に提訴しましたが、
第１次～５次の原告と併合されず、民事4部で新たに裁判が
進められることになりました。
第1回口頭弁論は下記の通りです。
民事6部のようなひどい裁判をさせないよう、そして私たちの
「訴え」が地裁の法廷でずっと引き継がれるように、
ぜひこの裁判の傍聴に来てください。
原告意見陳述：毛利正道さん（元 山梨違憲訴訟の弁護人）
■日時：5月25日(木)午後1時30分～（名古屋地裁 １号法廷）
【受付：12：30裁判所西側】
※法廷のあと 桜華会館で報告集会をします。
傍聴のお申込み
↓↓
http://www.haheisashidome.jp/koutoubenron_1.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■5・30 国家賠償請求 第1回口頭弁論のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1月13日第７回口頭弁論での内田計一裁判長らの不当な
訴訟指揮に対し、3月30日に当日傍聴した原告を中心とした
87名で国家賠償請求訴訟を起こしました。
被告は国、加害者は内田計一以下3裁判官及び蒔田恒久
書記官です。
（訴訟の会として、この裁判も支援していくことを4月14日の総会
で決定しました。）
第1回口頭弁論は下記の通りです。
こちらもぜひ傍聴に来てください。
（詳細・原告の追加募集のお知らせは、近日発行の会報に
掲載します）
■日時：5月30日（火）午後1時30分～ （名古屋地裁）
【受付：12：30裁判所西側】
◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆
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池住義憲20060613６・１７第一審判決報告・批判集会のお知らせ
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
会報はお手元に届きましたでしょうか。
今回は、4月14日に出された判決文を、皆さんにしっかり
読んでいただきたかったので、全員に郵送しました。
さて同封チラシでもお知らせした通り、今週土曜日に
「第一審判決報告・批判集会」を開きます。
判決内容を徹底的に検証し、さらに高裁で、この訴訟を続けて
いくために、原告、弁護士、支援者でじっくり話し合う場になれ
ばと思います。
なお、当日は最初にイラク人ジャーナリストのイサム・ラシードさん
が映像と共にイラクの最新状況を伝えてくれます。
ぜひお集まりください。
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■6・17 第一審判決報告・批判集会のお知らせ
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日時：6月17日（土）13：30～16：00【13：00受付開始】
（16：30まで延長の可能性あり）
場所： 名古屋YWCA 2階ホール
内容：
第一部 『イラク最新報告』（映像も含めて）
報告者 イサム・ラシード さん
（バグダッド在住イラク人ジャーナ リスト）
通訳と解説 西谷文和 さん
（イラクの子どもを救う会、今年５月にバグダッド訪問）
第二部 『第一審判決報告・批判』
報告と発題 川口 創 弁護団事務局長
濱崎 健 さん（原告）
※事前申し込み不要
※できれば、会報「差止News第10号」をお持ちください。
詳しくはこちら↓↓
http://www.haheisashidome.jp/ibento.htm#20060617
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ホームページに判決文を掲載しました
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
数人の原告、支援者の方にご協力いただき、第1審の判決文を
会のホームページに掲載しました。
ぜひご覧ください。（ファイル形式は PDF です）
↓↓
http://www.haheisashidome.jp/hanketsu1/index.htm
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池住義憲20060623街宣活動のお知らせ
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
先週の訴訟の会スタッフ会議で、名古屋では栄・三越前で
再び「街宣活動」を行うことにしました。
イラクの実情、特に今動きのある日本政府の行動、そして、
訴訟の動きなどを、マイクを通して市民に毎週月曜の夕方、
訴え続けます。
みなさんの地元でも、ぜひ声をあげてください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■街宣活動のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●日時：
６月２６日（月）１８：００～１９：００
７月 ３日（月）１８：００～１９：００
７月１０日（月）１８：００～１９：００
７月２４日（月）１８：００～１９：００
（決まり次第ご連絡します）
●街宣場所：栄・三越前
お時間のある方、ぜひ参加してください。
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池住義憲20060718控訴審の陳述書を書いてください
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
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■控訴審の陳述書を書いてください 【締切延期→7月31日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
控訴審の裁判日程は、まだ決まっていません。
期日が決まり次第、会報・メール配信でお知らせします。
会報10号でお願いしました控訴人の陳述書を、ひきつづき集めて
います。第一審判決に対する批判、想いなど、控訴審の裁判官
に訴えたいことを書いて、事務局宛てに郵送してください。
締切は、7月31日（月）です。
私たちの想いを、高裁の裁判官にぶつけましょう。
ここをクリックして陳述書をダウンロードしてください。
↓
http://www.haheisashidome.jp/kouso.htm
※なお、同ページに控訴理由書（Word版、PDF版）を掲載しました。
ぜひ、読んでみてください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■街宣活動のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今後の活動予定をお知らせします。
陸自は無事に撤収しましたが、今後懸念される空自活動の
継続、拡大などの動き、またイラクの実情など、街頭で
一緒に訴えていきましょう。
●日時・場所：
7月24日（月） 18:00～19:00 栄三越前
8月7日（月） 同上
8月21日（月） 同上
9月4日（月） 同上
お時間のある方、ぜひ参加してください。
◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆
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