２００５年１月メール通信 ２００５年１月３日(月） 新年のご挨拶を兼ねて、「メール通信」をお送りします。今回は、「新しい 年をスタートするに際して想うこと」として次の３項目です。 １．「戦後６０年」声明を出しませんか ２．憲法第９条改悪の動きにどう抗するか ３．エクアドルで国際会議！ 昨年２月に国を相手取って名古屋地裁に提訴した「自衛隊イラク派兵 差止訴訟」については、次号（１月中旬発信予定）のメール通信でお知ら せします。 この訴訟は、①自衛隊のイラク派兵を「差止」、②それが憲法に違反し ているということの「確認」、そして③私たちの平和的生存権の侵害および 私たちも米英がやっているイラクへの侵略行為の加担者にさせられ著し い精神的苦痛を受けていることに対する「損害賠償」の三点を求めている ものです。 原告は現時点で計３，１４８名。今もなお募集しています。次回(第４回） の口頭弁論は２月４日（金）１３：３０～１５：００、名古屋地裁です。詳細 は「訴訟の会」ホームページ（ www.haheisashidome.jp/ ）をご覧下さい。 次号のメール通信では、この訴訟のいままでの経緯と現状、全国の動 き、国際社会の状況と日本政府、今後の予定と課題などを書き送ります。 池住義憲 (いけずみよしのり) 国際民衆保健協議会(IPHC)日本連絡事務所代表 〒470-0131 愛知県日進市岩崎町竹ノ山149-549 Tel/Fax:0561-73-3423 E-Mail: ikezumi@mtb.biglobe.ne.jp （このメール通信は、転載・転送歓迎です。ひと月に１～３回、ＮＧＯ・市 民運動などで知り合った私の友人・知人にＢＣＣで送信しているものです。 受信不要な方はご遠慮なくお知らせください） ----------------------------------------------------------- ２００５年１月メール通信 「新しい年をスタートするに際して想うこと」 池住義憲 １．「戦後６０年」声明を出しませんか 今年２００５年は、日露戦争（１９０４～１９０５年）終結から１００年。アジ ア・太平洋地域へ侵略した１５年戦争（1931～1945年）が終わってから６０ 年。韓国側が植民地時代の対日請求権を放棄する代わりに日本が無償・ 有償の経済協力をする形で決着した日韓基本条約締結（１９６５年）から ４０年目となる年。 昨年一年間の動きをみるだけでも、小泉首相の靖国参拝（１月）、有事 関連７法成立（６月）、イラクへの自衛隊派兵一年間延長臨時閣議決定 （１２月）、新たな「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」（中期防） 閣議決定（１２月）、「武器輸出３原則」緩和決定（同）、そして年間通した 政財界こぞっての憲法”改正”の動き、など・・・。 政治家の過去の歴史に対する認識の貧困と欠如をこれほど感じさせら れたことはない。平和憲法制定時の非戦・不戦、徹底した平和主義の精 神はどこへ行ってしまったのか。私は、「戦後６０年」目となる今、状況に 押し流されるのではなく、あらためて日本社会の「原点」を確認し、憲法第 ９条のもとでの徹底した非暴力・平和主義を私たち市民から世界に発信 する「声明」を発することは大切だと思っています。 １０年前の１９９５年、私は日本のNGO関係者有志に呼びかけて「ＮＧＯ 戦後５０年」声明を出しました。６４のＮＧＯから計225名の賛同者を得て、 ８月１日に五十嵐広三官房長官と土井たか子衆議院議長（いずれも当時） に面談し、声明文を直接手渡しました。同時に、この声明文は、ハングル、 北京語、台湾語、ビルマ語、タガログ語、クメール後、ベトナム語、英語に 翻訳し、それそれアジア・太平洋地域２２カ国の在日大使館大使に送付 しました。 その声明の概要は次の４点でした。 ①１９４５年までのアジア太平洋地域での植民地支配とそのためのすべ ての戦争を日本国家によるアジア諸国及び太平洋諸島への侵略であっ たと認識し、心より謝罪すること。 ②戦後５０年の反省として、日本社会が朝鮮戦争やベトナム戦争に加担 することで日本の経済的繁栄を築いてきたことに触れ、私たちはこれを 容認してきたことを反省すること。 ③次の５０年を歩み出すに際しては、これまで以上に市民レベルの協力・ 協働・交流活動を進め、世界平和の創出と永久不戦への決意を表明す ること。 ④日本政府に対して、明確な公式謝罪と、戦争犠牲者への個人補償や、 遺棄したままの化学兵器の処理などの未解決問題に対して具体的処置 を速やかにとるように要請すること。 以上です。２００５年のこの年、各地域で市民の立場から、現在の”急迫 不正”な動きに対して私たちの立場とこれからの姿勢を表明する「戦後６０ 年」声明を出しませんか。 ２．憲法第９条改悪の動きにどう抗するか １月１日の中日新聞に、「改憲 ７９％支持」との見出しでの二面トップ 記事があった。日本世論調査会が昨年１２月上旬に実施した憲法に関す る世論調査の結果を報じたものです。積極的な改憲派と改憲容認派を合 わせると、なんと７９％とのこと。すごい時代になってしまったものです。本 来、もっとも憲法を尊重し擁護する義務を最高法規である憲法（第９９条） で命じられている内閣総理大臣が先頭を切って憲法”改正”の旗振りをし ていることも容認されてしまっています。 政府・与党がいう「憲法”改正”」、それは正確に言えば「違憲状態を解 消するための”改憲”」です。現憲法下で「違憲状態」であればその状態を そのままにおくことは、立憲主義、法治国家であることを否定しない限りは 、絶対に出来るわけがない。 にもかかわらず、憲法第９条改悪の動きがここに来てさらに急速化して います。以下に、現時点で私が把握している範囲内で、今年の具体的日程 と各党の第９条をめぐる姿勢を記しておきます。 ＜今年の具体的日程＞ １月 ・自民党大会（１８日） ・第１６２回通常国会召集（２１日） ３月 ・民主党、「憲法提言」を取りまとめ？ ４月 ・衆参両院憲法調査会、最終報告を提出 ・国会法改正案審議？（衆参憲法調査会に国民投票法案の審議、 起草権限を与えるための法案） ５月 ・国民投票法案審議？（憲法改正手続きを定める法案） ・日本商工会議所（会頭：山口信夫）、「憲法改正についての意見」最 終報告発表予定。自衛権とそのための戦力の保持を明記し、国際 協力活動としての自衛隊の派遣を認める、など。 ６月 ・通常国会閉会（１９日） 11月 ・自民党結党50周年記念日。自民党・新憲法制定推進本部（本部長： 小泉純一郎首相）内に設置された新憲法起草委員会（委員長：森 喜朗前首相）、草案取りまとめ。（１５日） ＜各党の第９条に対する姿勢＞ 自民党： 自衛のための戦力の保持を明記する。個別的・集団的自衛権 の行使に関するなんらかの規定を盛り込む。有事・テロなどの非 常事態全般に関する規定も盛り込む。 公明党： 戦争放棄、戦力不保持を堅持した上で、自衛隊の存在を明記 し、国際貢献は加憲論議の対象とする。 民主党： ９条の平和主義は引き継ぐが、国連の集団安全保障に関与でき ることを明確化。「制約された自衛隊」を明記。武力行使は最大限 抑制的であることの宣言を書き入れる。 共産党： 自衛隊は違憲であり、国民の合意で段階的に解消。現９条を完全 実施する。９条に反する軍事同盟（日米安保）を破棄し、平等な立場 で日米友好条約を結ぶ。 社民党： 米軍支援海外派兵や多国籍軍参加に至った自衛隊の現状は 違憲。北東アジア総合安保機構を創設。自衛隊の縮小改編と並行し て日米罨法は平和友好条約へ。国際協力は非軍事で。 さて、こうした今年の動きに対して、私たちはどのように抗していくか・・・。 （私の憲法第９条に対する理解と想いは、昨年３月出版の「平和・人権・Ｎ ＧＯ」のなかで、「不戦の約束証文としての日本国憲法第９条」「第９条に対 する日本政府の動き」「憲法第９条の輸出」という３つの項目で書きまとめ あります。その部分だけの記述ご希望のかたは ikezumi@mtb.biglobe.ne.jp までご一報ください。添付ファイルにてお送りします） ３．エクアドルで国際会議！ 今年の７月１８～２３日、南米エクアドルの都市クエンカで「第２回民衆 による国際健康会議」（People's Health Assembly 2）が開催されます。私 が連なっている国際民衆保健協議会(IPHC)が中心となって準備を進め ています。 第１回会議は４年前の２０００年１２月上旬、バングラデッシュのダッカ 市郊外シャバールで開催されました。世界８８カ国から１，４００名を超え る参加がありました。日本からは私を含めて１６名が参加。この会議で、 私たちは、民衆の健康と公正な開発を実現していくための指針として「民 衆健康憲章」（People's Charter for Helath）を創り上げました。 今年７月開催予定の第２回会議は、「今すぐにすべての人に健康を！」 がスローガン。経済のグローバル化、米英とそれに追従する国が行って いるイラク”戦争”が世界の人々の健康にどのような影響を及ぼしている か。それに対して私たち市民はどう連帯して立ち向かっていくか。会議で はこうしたことを、そｆれぞれの地域で実際に起こっている「証言」と「実 状報告」を積み重ねて創り上げいきます。人命よりも経済利益を重視して 進める世界貿易機関（WTO）の動きに、また、武力行使に訴えるブッシュ の単独行動主義・世界戦略に「ノー」の声を挙げる。そして、私たち市民 の視点から、具体的な行動計画を創っていく。そういう国際会議です。 参加申し込み締め切りは３月３１日。詳細は、英文ですがホームページ （ www.iphcglobal.org ）をご覧下さい。今回、私自身は今後の国内での動き、 とくに「自衛隊イラク派兵差止訴訟」の状況にもよりますが、なんとか調整 して参加したいと考えています。この国際会議の場を活用し、日本での 「差止訴訟」など平和を取り戻す市民の動きを広く世界中の市民に知ら せる、広めることも大きな意味があるのではないかと考えているところ です。 関心ある方はご連絡（ ikezumi@mtb.biglobe.ne.jp ）ください。 以上
＜２００５年３月メール通信＞ 「自衛隊イラク派兵差止訴訟～～その後の動き」 ２００５年３月２４日 久しぶりのメール通信をお送りします。いろいろお問い合わせを頂きました が、なかなか書き送れずに失礼していました。明日３月２５日（金）から４月１ 日（金）まで、アンマンに行きますので、その前に取り急ぎ送信します。今回 は、『自衛隊イラク派兵差止訴訟、～～その後の動き』です。 今年の海外出張は、このほかに、７月中下旬のエクアドル（第２回民衆に よる国際健康会議）と１０月下旬の中国・上海（上海復旦大学での基調講 演）がありますが、それ以外は国内での様々な課題・問題に取り組む予定 です。 池住義憲 (いけずみよしのり) 国際民衆保健協議会(IPHC)日本連絡事務所代表 〒470-0131 愛知県日進市岩崎町竹ノ山149-549 Tel/Fax:0561-73-3423 E-Mail: ikezumi@mtb.biglobe.ne.jp （転載・転送歓迎） ------------------------------------------------------------ 「自衛隊イラク派兵差止訴訟～～その後の動き」 １．全国１１地域で１２の訴訟に！ 自衛隊イラク派兵差止訴訟ですが、国を相手取って昨年２月２３日に名古 屋地裁に提訴してから一年ちょっと経ちました。原告は３，１４８名。詳細は、 「訴訟の会」のホームページ（ http://www.haheisashidome.jp ）をご覧下さい。 いままで計４回の口頭弁論がもたれました。次回（第５回）は４月２２日（金）、 名古屋地方裁判所で。時間は１３：３０～１５：００。「世界がもし１００人の村 だったら」の訳者である池田香代子さんが、この日、原告として意見陳述し ます。みなさん、傍聴にきてください。詳細、ホームページをご覧下さい。 名古屋だけでなく、札幌（２００４年１月提訴、原告３３名）、東京（３月提訴、 原告約１００名）、大阪（４月と７月提訴、原告計１，０８１名）、静岡（５月提訴、 原告２１７名）、山梨（８月提訴、原告２２５名）、仙台（１２月提訴、原告３名）、 栃木（１２月提訴、４７名）、岡山（２００５年１月提訴、原告１５３名）、熊本 （３月提訴、原告３８名）、京都（３月提訴、原告２８３名）と続き、現在、全国 １１地域で１２の訴訟、原告数は約５，３００名になっています。 ２．正面から向き合わない被告（国） 訴訟は、第一に、起こっている事実の確認から始まります。第二に、その起 こっている事実が憲法違反・法律違反の「不法行為」であることを明らかにす る。そして第三に、これが一番大事ですが、その不法行為によって私たちが 被っている権利侵害・不利益を明らかにするのです。 しかし被告国側は未だに事実認否や反論する姿勢を見せず、正面から向き 合って実質審理することを避け続けてます。違憲立法審査権が付与されてい る裁判所も積極的な姿勢がまだみられません。 そのため、私たちは、現在、裁判所に対して「徹底した実質審理と憲法にそ った公正な判決を求める要請署名」を集めています。上記の「訴訟の会」のホ ームページ（ http://www.haheisashidome.jp ）から署名用紙をダウンロードで きますので、ご協力お願いします。誰でも署名することができます。 ３．証拠、証言、事実集めでアンマンへ ３月２５日～４月１日の８日間、「自衛隊イラク派兵差止訴訟」全国弁護団有 志でイラクの隣国ヨルダンのアンマンに行きます。弁護士７名と私の計８名で す。目的は、今後、訴訟を進める上で必要且つ重要な次の二つのことに関し ての情報、証拠、証言、事実を入手・把握することです。 第一は、イラクで起こっていることとそこで米英軍が行っている行為の実態。 米英の行為は国際法違反の侵略行為であることを実証、裏づけるためのも のです。 第二は、派兵されている自衛隊の活動実態および自衛隊の存在とその活 動が人々にはどのように見られているかを知ること。自衛隊は米英中心の占 領軍の一部であり一体であることを実証、裏付けるためのものです。 帰国後、４月１０日（日）１３：３０～１６：３０、名古屋ＹＷＣＡで「イラク調査団 報告会」を開催します。詳細は「訴訟の会」ホームページをご覧下さい。メー ル通信でもご報告します。 ４．楔（くさび）を打ち込む！ 政府は、憲法違反行為である自衛隊のイラク派兵を繰り返し行って既成事 実化し、さらには野党第一党も巻き込んで憲法前文と９条の改悪作業を急ピ ッチで進めています。 本訴訟の意義は、こうした動きに楔（くさび）を打ち込むことです。政府が行 っている憲法違反行為を見過ごさない。既成事実化を繰りかえさせない。認 めない。政府は、本来、憲法遵守義務を負い、憲法に従って行政権を行使す べきなのに、その政府が憲法を守らない。権限を逸脱し濫用しています。 私たちは、そうした政府の行為に「No！」と言い、ストップをかけるのです。 そのために、法秩序を維持する最後の手段として裁判所に違憲立法審査 権を行使するよう、訴えているのです。これが本訴訟です。 ５．最後に・・・ １９４７年に文部省が発行した「あたらしい憲法のはなし」のなかに、戦争放 棄、戦力不保持に触れて次のように書かれてあります。「日本は正しいこと を、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いもの はありません」。 胸を張って前へ進みましょう！ 池住義憲
【重要】自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 メール配信050419 原告ならびに支援者の皆様へ ４月２２日開催の第５回口頭弁論は、波乱・混乱が予想されます。空転 する可能性もあります。一人でも多くの原告、支援者の参加が必要です。 時間が迫っていますが、今から可能な限り周りの方々に声かけて、当日、 一緒に来てください。 緊急呼びかけの理由は、次の通りです。４月の人事異動で裁判長が 内田計一裁判官に変わりました。聞くところによると、内田裁判官は極め て形式的かつ独善的な訴訟の進め方をする可能性が高い。 通常、裁判長が替わった場合、「更新弁論」といってそれまで進めてきた 口頭弁論の内容・結果をもう一度、新たに担当する裁判官に陳述します。 これは、原告の訴えを直接聴いた裁判官が判決を書くという原則（直接主 義）に基づくもので、更新弁論を行うことは、私たち原告の「権利」です。 私たちが１年間かけて積み上げてきた口頭弁論の中味は大変濃いもの です。準備書面も２９を数え、計３３２ペーにも及んでいます。更新弁論を 行うためには、弁護団は相当の準備をし、口頭弁論の時間も多くとらなけ れば、きちんと伝えることはできません。 弁護団は、今回の口頭弁論の冒頭で、まず弁論の更新を留保し、後日 に時間を十分にとって行うよう求めます。その確約を得た後で、前裁判長 と約束した通り、１５時まで、２名の原告意見陳述と弁護団からの準備書 面の要旨説明を行う方針で臨みます。 しかし内田裁判長は、「当日に弁論の更新をするなら原告・弁護団の口 頭陳述を認めるが、別途に日を設けることは認めない」とのこと。冒頭に被 告に「従前通り」と述べさせ、そのまま”更新された”とみなす可能性もあり、 結審に向け強引にもっていく危険性が極めて高いです。 早く打ち切ろうとするばかりの裁判長では、ちゃんと判断してもらえない。 私たちは、今おこっている深刻な憲法違反と権利侵害事態について、裁判 所に真っ向から憲法判断させることを求めているのです。法と良心に従った 公正な判断・判決を求めています。 原告のみなさん、繰り返しますが、２２日、裁判所に来てください。 結論先にありきの裁判所の態度を変えさせるために、厳しく真剣に監視しま しょう。そして、少しでも不当な訴訟指揮があったら、原告として、「当事者」 として、裁判長に発言しましょう。 ■第５回口頭弁論■━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日時： 4月22日（金）13:30-15:00 受付12：30裁判所西側 場所：名古屋地方裁判所 1号法廷 参加を希望される方は、ここをクリック。↓↓ http://www.haheisashidome.jp/koutoubenron_1.htm ■池田香代子さん講演会■ 日時： 同日18：30 場所：名古屋YWCA2Fビッグスペース （地下鉄 栄5番出口東へ2分） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 代表 池住義憲 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
２００５年４月２４日 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 （代表 池住義憲）
先週の金曜日（４月２２日）、名古屋地裁１号法廷にて本訴訟の第５回口頭弁論が行われました。４月の人事異動で津地裁より新たに来た内田計一裁判官が裁判長を勤めましたが、その訴訟指揮は常軌を逸する強引且つ不当なもので、私たち原告の裁判を受ける権利を著しく損なうものでした。以下にその経緯・実態を報告します。
４月１２日、名古屋地裁民事第６部（蒔田恒久書記官）より原告弁護団事務局長に対して裁判長及び右陪席交代が告げられました。同１４日、原告弁護団は裁判所に下記３点を申し入れました。
裁判所との従前の約束どおり、原告らはすでに４月２２日の期日の準備を既に進めてきている。４月２２日の期日では、弁論の更新を留保した上で、第５回の口頭弁論においては原告と裁判所との間で予め合意した内容のとおり、期日を持って頂きたい。
そもそも裁判官が交代したことを知った後、４月２２日の裁判期日までの僅かな期間では、１年に及ぶ弁論の内容を要約した更新弁論を行うための準備ができない。したがって更新弁論を行うための期日は別途設けて頂きたい。
１年間に及ぶ訴訟の概要をどんなにまとめても、１時間では到底終わらない。
これに対して裁判所は、次回期日までの間に進行協議を２回入れたい（その際には原告の参加は認めない）こと、更新弁論のための時間は２２日だけとしてその後の口頭弁論の更新弁論は認めないとの意向を示しました。
原告弁護団は、これだけ多数の原告がいる事件において原告の参加を認めない進行協議ではなく公開の法廷において審理を進めること、準備に必要な時間を考慮の上、更新のための口頭弁論の機会を別途設けることを強く求めました。しかし、裁判所は全く耳を傾けませんでした。
このような状態のまま、４月２２日の第５回口頭弁論期日を迎えました。内田計一裁判長、大石啓子裁判官、高橋貞幹裁判官は、次のような訴訟指揮を行いました。
（１）冒頭、内田裁判長は弁論更新の手続に入ろうとし、原告側の意見を求めたため、原告弁護団は前記申し入れのとおり、実質的な更新弁論の機会を次回与えるよう、求めました。
（２）しかし内田裁判長は、「今日更新弁論して下さい。機会は与えました」と繰り返し、別途実質的な更新期日を持つことを拒みました。原告弁護団は、「１週間では１年間の裁判の更新弁論を準備することができない。実質的な更新弁論の期日をしっかり確保して下さい」と説きました。
（３）すると内田裁判長は被告に意見を求めました。被告は「従前の通りです。また、一方当事者だけの更新だけで更新手続きは可能です。判例でもそれを認めたものがあります。確かに、判例は一方当事者が欠席したり審理を拒否した場合ですが、今回のケースにも当てはまります」と裁判所と申し合わせていたかのように述べました。原告弁護団は被告の意見の根拠となっている裁判例は今回の事件とは異なるものであること、直接主義の要請からは別途の期日を確保すべきであること、を述べました。しかし、裁判長は被告の発言を受けて、突如「更新しました」と弁論の更新を宣言しました。
（４）原告弁護団は、「民訴法２４９条２項には、当事者それぞれが更新を行うと規定されており、私たちは更新を拒否したのではなく、更新弁論を実質的に認めて欲しいと求めているのであり、これを無視しての弁論更新は明らかに２４９条に違反する」と直ちに異議を唱えました。内田裁判長の強硬な訴訟指揮に、原告で埋め尽くされた法廷からも抗議の声が次々に挙がりました。皆、手を挙げ原告の名を述べた上で理路整然と発言しました。内田裁判長は法廷内を収めることが全く出来ないまま、５分合議のための休廷をとりました。
（５）再開廷後も内田裁判長は、弁論の更新をしたことを前提に訴訟指揮を進めました。原告及び弁護団から「更新が適法になされていない」とそれぞれ言いましたが、裁判所はそれに全く耳を貸さず、「４月１５日付準備書面を陳述されますか」など、一方的に訴訟を進めようとしました。どんなに異議を唱えても、「更新しました」と繰り返すのみで何ら説明することはありませんでした。内田裁判長はさらに、「進行協議を設けたいと思うがどうですか」と進行協議を求めましたが、原告弁護団は「そもそも弁論更新をしていない」と再度抗議しました。
（６）法廷内から次々と原告の厳しい批判が出されましたが、内田裁判長はこれらを全て無視して、「では、次回期日を決めます。９月９日は如何ですか」と発言しました。これに対して被告は誰一人として手帳も全く見ずに、すでに申し合わせていたかのように「結構です」と述べ、裁判長は一方的に「では、次回は９月９日とします。本日は閉廷」と宣言して出て行ってしまいました。
この間、開廷からおよそ５０分間でした。法廷の間中、原告も代理人もしっかり手を挙げ、立ち上がって理路整然と意見を述べました。
私たち原告は、当たり前のことを要求したのです。何も訴訟遅延を図ろうとしているわけでもなく、裁判所にこの事件のこれまでの審理をきちんと知ってもらうために更新弁論の機会を保障して欲しいと述べたに過ぎません。にもかかわらず、内田裁判長は私たちの当然の要求を認めようとせず、法廷で強硬な訴訟指揮に終始しました。このような裁判官の姿勢を断じて許すわけにはいきません。
私たち原告は、「憲法を守る砦」「人権侵害を救済する最後の場所」として、裁判所を信頼して、この訴訟を起こしたのです。ですが、このように一方的で強硬的な訴訟指揮を行う裁判官が、私たちの言い分を真摯に受け止め、真剣に事実と向き合って裁判する、と期待することができません。裁判所がこんなに一方的な裁判をする場所であるならば、司法を信頼することはできません。
裁判所が「市民に開かれた司法」を標榜するのであれば、より一層、訴訟当事者の意向を真摯に受け止め、適切な訴訟指揮を遂行する責任が今まで以上に課せられているのです。民事第６部の訴訟指揮は、司法改革の流れにも逆行するものです。
名古屋地裁民事６部のように、当事者の意向を無視した強引な訴訟指揮を行う裁判所の存在は、市民の不幸であり、著しい損失です。民事６部合議体が行った行為は、民訴法の直接主義に反するだけではなく、私たち原告の「裁判を受ける権利」を正面から否定するものであり、決して許すことが出来ません。このような訴訟指揮を行う民事６部（内田計一、大石啓子、高橋貞幹）に対し、ここに強く抗議して、報告を終わります。
以上
「名古屋地方裁判所民事第６部合議係」と「名古屋地方裁判所所長」に 対して「抗議葉書」または「抗議ファックス」を送って下さい！！ ２００５年４月２４日（日） 池住義憲 国際民衆保健協議会(IPHC) 日本連絡事務所代表 ヨルダン・アンマン（３月２５日～４月１日）から戻ってきました。後日、そ の個人的報告をお送りします。今回は、緊急なお願いです。 ４月２２日、「自衛隊イラク派兵差止訴訟」の第５回口頭弁論が名古屋地 裁で開催されました。その内容は添付ファイル（４月２２日第５回口頭弁論 報告）にある通りですが、４月の人事異動で新たにきた内田計一・新裁判 長の訴訟指揮は常軌を逸する強引且つ不当なものでした。 民事訴訟法の直接主義に反するばかりでなく、原告らの裁判を受ける権 利を不当に侵害・軽視したものでした。私たちが語りかけた言葉は裁判長 に全く受け入れられず、常識的に考えられない訴訟指揮が強行されたこと に非常に衝撃を受けています。 同時に、「裁判官が替わっただけでこんなに横暴な裁判になってしまうの か」と裁判に対する信頼を持ち続けることが困難にさえなっています。裁判 長には、この裁判に正面から向き合い、事実を踏まえた法律的判断を行 おう、という姿勢が全く感じられません。 このような裁判所の訴訟指揮・姿勢を私は許しておくことはできません。 私たちの権利が違憲な行為によって侵害されているとき、最後の砦である 裁判所がこのような不当な判断しか行い得ないところであるとしたら、私た ちは憲法をどうやって守っていったらいいのでしょうか。 全国の皆さん、名古屋地方裁判所民事第６部合議係の今回の訴訟指揮 の不当性に対して、厳重に「葉書などあらゆる方法・手段」で抗議してくだ さい。お願いします。また私たちは、裁判官が交代しただけでこんなに訴訟 運営が替わってしまうことに対し、およそ「裁判」というものに対する不信感 を抱いています。このような事態を許しておくことは司法に対する国民の信 頼を失わせることなので、名古屋地方裁判所所長（森脇 勝所長）にも抗 議葉書などを送ってください。宛先は下記の通りです。 ●〒４６０－０００１ 名古屋市中区三の丸１－４－１ 名古屋地方裁判所 民事第６部合議係 内田計一裁判長裁判官 大石啓子裁判官 高橋貞幹裁判官 （電話：０５２－２０３－１６１１ 代表） （Ｆａｘ：０５２－２２３－５４２３ 直通） ●〒４６０－０００１ 名古屋市中区三の丸１－４－１ 名古屋地方裁判所 森脇 勝所長 （電話：０５２－２０３－１６１１ 代表） （Ｆａｘ：０５２－２０３－４１５１ 代表） 私たちは日本国憲法の精神を守っていくために、この訴訟を起こしまし た。今回、裁判所に対して抗議するのも、日本国憲法を守っていくのに必 要だから抗議を行います。 したがって、葉書などあらゆる方法・手段で抗議に協力して頂ける場合に は、日本国憲法の精神に反するような言動、たとえば「相手に対する侮辱」 や「暴力的・脅迫的言動」などは厳に謹んだ内容で葉書などを送りましょ う。以下に、参考まで、それぞれの抗議用文書のサンプルを添えておきま す。２種類ありますので、両方とも出して頂けると嬉しいです。 どうぞ宜しくお願いします。ご協力、ありがとうございます。 ------------------------------------------------------- ＜抗議用文書：３人の裁判官宛＞ 名古屋地方裁判所民事第６部合議係 内田計一裁判長裁判官 大石啓子裁判官 高橋貞幹裁判官 御中 ４月２２日（金）の自衛隊イラク派兵差し止め訴訟（平成１６年（ワ）695 号、1458号、2632号、4887号）の第５回口頭弁論における裁判所の訴訟 指揮に厳重に抗議します。 私は、友人から現在、御庁に継続している「自衛隊イラク派兵差し止め 訴訟」において、貴裁判所が一方的に不当な訴訟指揮を強行したと聞きま した。 私は、日本国憲法によって憲法を守る義務を負った国民の一人として、 憲法を守る最後の砦であるべき貴裁判所が、憲法違反を訴える原告の訴 えに全く耳を傾けない姿勢で裁判を進めようとしていることに大変な危惧を 抱き、厳重に抗議します。 裁判は「法」と「良心」に従って行われるべきものであり、裁判官が憲法を 守って職分を果たすことは当然のことです。法廷では、原告が十分にその 主張を述べる機会が保障されるべきことも、裁判に対する信頼を確保して いく上で当然のことです。 国民の一人として、貴裁判所が憲法を守る自覚を持って、訴訟を進めて 頂くよう求めます。また、原告の訴えにしっかり耳を傾け、正面から向き合 って公正な裁判をして下さい。 ２００５年 月 日 住所 氏名 ------------------------------------------------------- ＜抗議用文書：地裁所長宛＞ 名古屋地方裁判所所長 森脇 勝様 私は、現在貴裁判所民事第６部合議係に継続している自衛隊イラク派 兵差し止め訴訟（平成１６年（ワ）695号、1458号、2632号、4887号）の支援 者です。 去る４月２２日の第５回口頭弁論において、民事第６部合議係（内田計 一・新裁判長）は、原告側が更新弁論を行う機会を実質的に保障してほし い、今回は準備のために時間が足りないので、次回を実質的な口頭弁論 の機会にしてほしいと求めたことを拒否し、被告の言い分だけに従って一 方的に弁論を更新したことにしようとしました。裁判所の訴訟指揮は極め て一方的であり、不公平です。 また、法廷を通じて、裁判所は原告本人や弁護団の言い分に全く耳を貸 そうとしませんでした。このような訴訟の進め方をされたのでは、原告の言 い分を正面から裁判所が受け止めた上で判断するのではなく、裁判所の 思いこみで判断がされるのではないかと大変危惧しています。 原告は１年余に渡り裁判を行ってきましたが、今までの裁判（気賀澤耕 一・前裁判長）ではこんなにひどい訴訟指揮はありませんでした。裁判所 の都合で裁判官が交替したことにより、こんなに裁判の進め方が変わって しまうならば、裁判への信頼を全く失ってしまいます。 現在の民事第６部合議係の訴訟の進め方は、国民の司法への信頼を 失わせるに十分足りるものです。このような姿勢で裁判を続けてもらって は困ります。貴職にも厳重に抗議し、善処することを要請します。 ２００５年 月 日 住所 氏名 以上
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 裁判所前のアピールに参加してください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ４月２２日の第５回口頭弁論が波乱の結果になったことは 先のメール配信（050425）でお伝えしました。 新聞にも記事が載りました（中日記事4/23朝刊） ↓ http://www.chunichi.co.jp/iraq/050423T1423.html 裁判の翌週２５日・２６日の朝と夕方、裁判所前で 「２２日の裁判で裁判長がどんな訴訟指揮をしたのか」 「こんな裁判では司法を信頼することができない」 と裁判所職員の方たちにチラシを配りました。 また弁護団から、 ２７日に裁判長の訴訟指揮が違法・不当であったことの事実の確認、 また裁判を正常な状態に戻すためにきちんと審議してほしい と訴えた「意見書」を名古屋地裁民事第６部に提出しました。 その意見書に「ちゃんと回答して下さい！」というお願いと、 私たちがどんな思いでイラク派兵差し止めを訴えているかを 裁判所職員の方々に伝えるために、再び裁判所前でアピールします。 ■日程： ５月 ９日（月）８：００～９：００、１７：００～１８：００ ５月１０日（火）８：００～９：００、１７：００～１８：００ 集合場所：名古屋地方裁判所（西側） 私たちの裁判を、不当な訴訟指揮によってつぶされないために、 一人でも多くの方のご参加をよろしくお願いします。 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
＜２００５年５月メール通信＞ ヨルダン・アンマン訪問（３月２５日～４月１日）の報告です。お問い合わ せくださった方々、ありがとうございました。遅くなりましたがお送りします。 なお、アンマンでの聴き取り調査の詳細内容をご希望の方は、暫定的な ものですが「報告資料」（Ａ４紙で１０ページ、１０，６２６字）がありますの で、ご一報ください。 次回の「メール通信」では、これも前からお問い合わせのありました「愛 知万博」問題に焦点を当てて書き送ります。愛知万博開催によって、とくに 財政上、どのような問題を生み出してしまったか、その深刻さを私の理解 した範囲で書きまとめます。 ２００５年５月６日（金） 池住義憲 国際民衆保健協議会(IPHC) 日本連絡事務所代表 （以下の稿は、名古屋学生青年センター発行予定機関紙「声」２００５年６ 月号に掲載予定のものである。転載・転送歓迎です）
本年(2005年)3月25日～4月1日、「自衛隊イラク派兵差止訴訟」(注1)の弁護団弁護士有志７名と共に、イラクの隣国ヨルダンのアンマンに行ってきました。訴訟を進める上で重要な情報、証拠、証言、事実を入手することが目的です。イラクで何が起こっているのか。米英軍が行っている行為の実態は何か。サマワに派兵されている自衛隊はどんな活動をしているか。地元の人たちは自衛隊をどのように見ているのか。日本では完全に遮断されている情報をアラブの人たちから直接聴き取りたい。そんな想いでアンマンに行ってきました。
聴き取りをしたのは、アンマンにいるイラク人、ヨルダン人、パレスチナ人など20数名（弁護士、教授、ビジネスマン、ジャーナリスト、部族長、元市長、ＮＧＯ関係者など）。聴き取り内容は、後日、裁判所に証拠書類として提出する予定です。本稿では、私がアンマンを訪問して感じたこと、こころが揺さぶられたこと、見えてきたものなどを以下に記します。
聴き取りは、3月27日朝、アンマン在住のイラク人Ｚさん（イラク中西部ファルージャの大きな部族長。ビジネスマン）らから開始。Ｚさんは、「イラクの人たちは日本人を尊敬している。イラクの人たち、特に愛国心のある人たちは日本が米国の要請によって軍隊を派遣したことに怒りと驚きを感じている」。そしてさらに、「広島や長崎の経験があるので日本の人は平和を愛する人たちだと理解していたが、政府が占領軍に呼応して派兵をしたことに驚いている。イラクの人たちは日本の政府に対して怒っています」。私たち調査グループの聴き取りは、イラク人の「怒り」を肌で感じるところから、始まったのでした。
「日本は進んだ民主主義の国。なのになぜ、米国に追従・加担する人たちを議員に選ぶのですか？」「ヨルダンの民主主義の度合いは60パーセント。でも私たちは、武力でアラブを侵略する米国を支持する人は選ばない…」
これは、アンマンにいるパレスチナ人と話している時に出された私たち日本人への問いかけ。通訳をしていて私の心が揺さぶられた瞬間の一つです。日本は選挙制度が整っている。有権者は安全に投票所に行くことができる。集会、結社、表現の自由なども保障されている。それなのに日本は、国際法違反の軍事攻撃と軍事占領を続ける米国に追従している。ファルージャやバグダッドなどで多くの無防備市民を巻き込む無差別攻撃をしている米国を支持している…。
民主主義とは何のためなのか。思わず自問自答しました。アラブの人たちは、民主主義とは「平和を創り出すために闘う武器ですよ」と私たちに訴えているように感じ、私は身が引き締まる想いがしました。
ハニ・ダヘレさんというヨルダン人弁護士（ヨルダン法律家協会会長）が、イラクの人権侵害状況について語ってくれました。「米英が行っている今回の戦争、それは大嘘（ビッグライアー）戦争。しかも人類の歴史上でもっとも大嘘つき戦争。米英は、経済的にも非常に困難な人々が多くいるイラクに対して、化学兵器や国際法違反の兵器を使った。大量破壊兵器があるという理由で様々な違法な武力行使をし続けている。実際に大量破壊兵器は存在しなかった。戦争の正当性がなくなったにもかかわらず、そのまま占領を続けている…」
イラク戦争が起こってから２年。状況は以前より確実に悪化しているという。治安、生活飲料水、電気、保健、医療、教育などすべての面で。イラクでは過去２年間、約250万人の子どもが生まれたという統計があるが、十分な食料はなく、子どもの健康状態は劣悪になっている。治安の悪化はもっとひどい。死者は、毎日平均100人。理由は安全が確保されないから。盗賊、収奪、強盗、部族間の争いなどがあっても、裁判所がないからほとんど野放図状態。警察官が少ない。いない…。ダヘレさんの語りは物静かであったが、だからこそ私には彼の「怒り」が余計に伝わってきました。
私たちは、よく平和問題への「取り組み」と言う。アンマンに来て、今までの私の平和運動が理念的・観念的であったかを思い知らされた。アラブの人たちにとって平和問題とは、「毎日平均100人が死んでいる」という現実そのもの。そのなかでいかに自分と仲間のいのちを護っていくか。もはや平和問題への「取り組み」というレベルでなく、いのちを護るための「闘い」、平和を取り戻すための「闘い」である。問題を客観化して評論・解説している自分、今まで自分が「取り組んで」きた運動がいかに薄っぺらいものであったかを思い知らされたのでした。
日本で得られる情報は限られています。少なくともイラクに関する限り、情報の大半は遮断されています。わずか５日間でしたが、今回のアンマン訪問でよくわかりました。とくに米英軍がやっていること、サマワの自衛隊が実際やっていることに関する情報は著しく制限・統制されています。ここでは日本のマスメディアが一切報じていないものを２つだけ挙げておきます。
サマワ出身のイラク人女性Ｎさんからサマワの実情を聴きました。旧フセイン政権下で長く教員をしていた方で、現在はバグダッド在住。Ｎさんの教え子300人のうち、今回の戦争で死亡した生徒は10～15人位。白血病で苦しんでいる人たちもいるとのこと。Ｎさんは「多国籍軍に反対もしくは批判的な立場の人（とくに外国人）と会っていることがわかると米軍に殺されてしまう」とのことで、名前と顔を伏せて聴き取りを行いました。
Ｎさんは、サマワは放射能によって土地と水が汚染されていて、生活するには最悪の状況だという。湾岸戦争の時、米軍はＮさんの家の近くでも劣化ウラン弾（ＤＵ）を使用。破壊された戦車やトラックは砂漠に置き去りにされ、今もなお放射能を出し続けている。サマワではそれ以来、放射能汚染が続いている。白血病患者が増えている。しかし治療に必要な薬や医療器具がない。湾岸戦争後12年間続いている国連の経済制裁による影響も大きい。今回のイラク戦争で更なる劣化ウラン弾が使用された。その被害は計り知れない。
さらにＮさんは、サマワに駐留している自衛隊員にも放射能影響が数年後に必ず出るだろうと心配顔で話していた。オランダ軍が今年３月に撤退した理由の一つはＤＵによる放射線被害だという。オランダでは共通の認識となっているとのこと。こういうことは、一切、日本では報道されない。
日本政府は、サマワのあるムサンナ県は安定していると主張しています。ダヘレさんによると、ムサンナ県はシーア派が大半で比較的まとまりがあり、イラクの中でも最も小さい行政区画であること、サダム・フセイン政権下の時から反サダムという色彩を持っていたことなどから、たしかに他地域と較べれば表面上は安定しているように見えるとのこと。しかし、その背後には“ワケ”がある。
アンマン在住のイラク人男性Ａさん（ＮＧＯ関係者）は「日本軍（自衛隊）は各部族長に金をばらまいている」と明言。サマワ出身のイラク人女性Ｎさんも「自衛隊はサマワ地域にいる各部族に対して賄賂を贈っています。贈っているのは現金です」と証言しました。サマワには16の部族があり、自衛隊はそれらの部族に対して自衛隊を攻撃させないために、賄賂を贈っている。サマワでは皆このことを知っているという。しかし日本では一言も報道されていない。
正味5日間のアンマン滞在。そこで得たものは大きい。「市民がテロを支持しているわけでは決してない。全ての人は安全で安定した生活を望んでいます」「力による民主主義は絶対に起こりえない。軍靴による民主主義も絶対に起こりえない」「私たちはアメリカやいかなる占領軍とも一緒にやろうとは考えていない。外国軍のない自らの平和な国を創る。その一徹です」
こうした一言一言に、私は大きくうなずいていました。情報や資料もさることながら、それ以上に私の生き方が問われ、こころが洗われた5日間でした。
そう、まさにそのために私たちは、日本政府を相手取って「自衛隊イラク派兵差止訴訟」を起こしているのです。ダヘレさんは聴き取りの最後で、「5,300人の人たちが原告というとは素晴らしい。しかしその数をもっと増やして欲しい。そして全ての市町村に呼びかけて、この運動を広めてください。皆さんが日本に帰ったら、ヨルダンでイラクについて見たこと、聞いたこと、感じたことを日本の全ての人に知らせて伝えてください」と言いました。
Ａさんは、「自衛隊の撤退は当然ですが、それだけに限定しないで下さい。多国籍軍として構成されている全ての外国占領軍が撤退するよう、日本からも声を挙げてください」と言葉に力を込めて言いました。そして、「よく見て欲しい。スペインはＮＡＴＯの一員。ＥＵにも加わっている。アメリカとも深い関係を持っている。そのスペインは、人々の反対の声があがったことによって新しい政権が誕生し、自国の軍隊を撤退することになったではないか。人々がスペインの政府を動かした。日本の皆さんはどうか」と問いかけてくれた。私の胸に突き刺さる言葉でした。
皆さんは、どうですか？
以上
（注１）「自衛隊イラク派兵差止訴訟」：自衛隊のイラクへの派兵は憲法違反であり、私たちの平和的生存権の侵害であるとして、国を相手取り、「派兵差止」「違憲確認」などを求めて2004年2月23日に名古屋地裁に提訴した訴訟。原告は第1次から第4次までで計3,148名。同様の訴訟が名古屋以外でも11地域で起こされ、原告は全国合わせると5,400名を超えている。
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 「差止Ｎｅｗｓ第6号」をHPに掲載しました。 今回は、4/22の第5回口頭弁論を結果を受けての抗議のお願いや、 2005年度会費のお願いがあったので、通常メールでお送りしている 方にも郵送しました。どうかご了承ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「差止News」６号発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第5回口頭弁論の法廷ドキュメントあり。 下記ページをクリックしてください↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kaihou.htm なお、ページが正しく表示されない場合は事務局までご連絡ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「ファルージャ 2004年4月」上映&土井敏邦さん講演会のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ドキュメンタリー映像「ファルージャ 2004年4月」の制作者であるフリー ジャーナリストの土井敏邦さんからお話を聞きます。 土井さんは、2003年8月と2004年4月、米軍のファルージャ侵攻直後の 5月初旬に現地を取材。その映像は「Ｎｅｗｓ23」などで、一部放映され ました。詳しくはこちら↓ http://www.haheisashidome.jp/ibento.htm#20050626 講演： 土井敏邦さん 日時： 6月26日（日）14：00～17：00 参加費： 500円 場所： 名古屋YWCA 2F ビッグスペース （地下鉄 栄駅下車 5番出口 東へ徒歩2分） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■抗議活動の報告と今後の予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 訴訟の会代表の池住です。 地裁前での抗議活動報告と次回の予定をお知らせします。 ＜抗議活動の報告＞ 4月22日以降、内田計一裁判長の不当・違法な訴訟指揮に対し、名 古屋地裁前でチラシをまいて抗議活動をしてきました。 朝8時～9時と夕方の17時～17時50分（その後は栄・三越前に移動し て19時まで街宣）という時間帯で、これまで4/25(月）、26（火）、5/9(月）、 10（火）、16(月）、30（月）、6/3（月）と7回行いました。 チラシは朝夕あわせて約８００枚ほど、地裁に出入りする方や道行 く方々に手渡ししました。地裁前でのチラシ受け取りはかなりよく、私 はマイクをながら、通り過ぎる人一人ひとりに軽くお辞儀をして挨拶し ていますが、挨拶を返してくれる方や、「御苦労様」「がんばってくださ い」と言ってくださる方も出てきて励まされました。 ＜次回の抗議活動＞ 日時：6月13日（月） 8:00～9:00 名古屋地裁前 17:00～17:45 名古屋地裁前 18:00～19：00 栄・三越前 ＊ご都合のつく方、ご参加ください。 原告のみなさん、力合わせて抗議し続けましょう。私は、決してあの ような内田裁判長の不当・違法な訴訟指揮を見過ごすことはしません。 状況が変わらなければ、これからも毎週でも続けたいと思っています。 ※なお、地裁前での抗議活動に参加できない方は、裁判所あてに 「抗議ハガキ」などを送ってください。 詳しくはここ↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kougi_hagaki/ ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 4月22日の内田計一裁判長の不当・違法な訴訟指揮に対する名古屋 地裁前での抗議活動をひきつづき行います。 週変わりの配布チラシには、この裁判がいかに重要かという原告の思 いや、イラクの現地情報などをとり混せて、裁判所職員や街行く人々の 関心が高まるよう工夫しています。 皆さんもぜひご一緒に！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■地裁前＆栄街での抗議活動のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＜次回の日程＞ 6月20日（月） 8:00～9:00 名古屋地裁前 17:00～17:45 名古屋地裁 18:00～19：00 栄・三越前 *ご都合のつく方ぜひご参加ください。 ＜それ以降の日程＞ 6月27日、7月4日、7月11日 時間は上と同じ ※なお、地裁前での抗議活動に参加できない方は、裁判所あてに 「抗議ハガキ」などを送ってください。 詳しくはここ↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kougi_hagaki/ ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 土井敏邦さんの講演と上映会が今週開かれます 衝撃的な映像です 皆さんの参加をお待ちしています 地裁前での抗議行動も毎週月曜日と定例になってきました ぜひ一緒に抗議活動に参加してください ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「ファルージャ 2004年4月」上映&土井敏邦さん講演会のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ドキュメンタリー映像「ファルージャ 2004年4月」の制作者であるフリー ジャーナリストの土井敏邦さんからお話を聞きます。 土井さんは、2003年8月と2004年4月、米軍のファルージャ侵攻直後の 5月初旬に現地を取材。その映像は「Ｎｅｗｓ23」などで、一部放映され ました。詳しくはこちら↓ http://www.haheisashidome.jp/ibento.htm#20050626 講演： 土井敏邦さん 日時： 6月26日（日）14：00～17：00 参加費： 500円 場所： 名古屋YWCA 2F ビッグスペース （地下鉄 栄駅下車 5番出口 東へ徒歩2分） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■抗議活動の報告と今後の予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 訴訟の会代表の池住です。 地裁前での抗議活動報告と次回の予定をお知らせします。 ＜抗議活動の報告＞ 4月22日以降、内田計一裁判長の不当・違法な訴訟指揮に対し、名 古屋地裁前でチラシをまいて抗議活動をしてきました。 朝8時～9時と夕方の17時～17時50分（その後は栄・三越前に移動し て19時まで街宣）という時間帯で、これまで4/25(月）、26（火）、5/9(月）、 10（火）、16(月）、30（月）、6/6（月）、13(月）、20（月）と行いました。 チラシは朝夕あわせて約８００枚ほど、地裁に出入りする方や道行 く方々に手渡ししました。地裁前でのチラシ受け取りはかなりよく、私 はマイクをながら、通り過ぎる人一人ひとりに軽くお辞儀をして挨拶し ていますが、挨拶を返してくれる方や、「御苦労様」「がんばってくださ い」と言ってくださる方も出てきて励まされました。 ＜次回の抗議活動＞ 日時：6月27日（月） 8:00～9:00 名古屋地裁前 17:00～17:45 名古屋地裁前 18:00～19：00 栄・三越前 7月も4日と11日に行います ＊ご都合のつく方、ご参加ください。 原告のみなさん、力合わせて抗議し続けましょう。私は、決してあの ような内田裁判長の不当・違法な訴訟指揮を見過ごすことはしません。 状況が変わらなければ、これからも毎週でも続けたいと思っています。 ※なお、地裁前での抗議活動に参加できない方は、裁判所あてに 「抗議ハガキ」などを送ってください。 詳しくはここ↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kougi_hagaki/ ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま ９月９日の第６回口頭弁論へ向けて さらなる原告・支援者の 力の結集をはかる意味から 訴訟の会の総会を行います 地裁前での抗議行動も毎週月曜日と定例になってきました ぜひ一緒に抗議活動に参加してください ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 総会のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 提訴から１年半経ちました 第５回口頭弁論では内田計一裁判長の 不法・不当な訴訟指揮により 私たちの大切な裁判が蹂躙されました ここで気持ちを新たにして ９月９日の第６回口頭弁論に原告・支援者の 力の結集をはかる意味からも 訴訟の会の「総会」を行います 弁護団・事務局からいろいろな報告をさせていただき みなさまからの提案をいただきたくおもいます ぜひ参加をお願いいたします 日時： 7月30日（土）13：30～16：30 場所： 名古屋本山生協会館 4F ホール （地下鉄 本山駅下車 4番出口 ） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■抗議活動の報告と今後の予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 訴訟の会代表の池住です。 地裁前での抗議活動報告と次回の予定をお知らせします。 ＜抗議活動の報告＞ 4月22日以降、内田計一裁判長の不当・違法な訴訟指揮に対し、名 古屋地裁前でチラシをまいて抗議活動をしてきました。 朝8時～9時と夕方の17時～17時50分（その後は栄・三越前に移動し て19時まで街宣）という時間帯で、これまで4/25(月）、26（火）、5/9(月）、 10（火）、16(月）、30（月）、6/6（月）、13(月）、20（月）27（月） 7月4（月）11(月）と行いました。 チラシは朝夕あわせて約８００枚ほど、地裁に出入りする方や道行 く方々に手渡ししました。地裁前でのチラシ受け取りはかなりよく、私 はマイクをながら、通り過ぎる人一人ひとりに軽くお辞儀をして挨拶し ていますが、挨拶を返してくれる方や、「御苦労様」「がんばってくださ い」と言ってくださる方も出てきて励まされました。 ＜次回の抗議活動＞ 日時：7月19日（火） 8:00～9:00 名古屋地裁前 17:00～17:45 名古屋地裁前 18:00～19：00 栄・三越前 今回は祭日があります関係で火曜日です 今後の予定 ７月25日（月） 8月2日（火） 8月8日（月） ・・・暫定 すこし変則になっていますが ご都合のつく方、ご参加ください。 原告のみなさん、力合わせて抗議し続けましょう。私は、決してあの ような内田裁判長の不当・違法な訴訟指揮を見過ごすことはしません。 状況が変わらなければ、これからも毎週でも続けたいと思っています。 ※なお、地裁前での抗議活動に参加できない方は、裁判所あてに 「抗議ハガキ」などを送ってください。 詳しくはここ↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kougi_hagaki/ ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 二日続けての配信になります 国会議員全員へのイラク問題アンケート調査活動及び 各党党首・幹事長への面談・要請活動のお知らせと 当日ご一緒に参加・行動していただける方の募集のご案内です ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「差止訴訟」衆・参議員アンケート活動のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イラクからの情報がほとんど入っていない今、国民の代表である 議員が、質疑権・調査権を駆使して情報開示、自衛隊への シビリアンコントロールをはたらかせなくてはなりません。 アラブからの声を全ての市町村に、市町村からの声を国会にとの考えから 全衆参議員に対して訴訟及びアンマン調査団の報告・資料提供をして アンケートに答えてもらい12月の派兵再延長期限までに 自衛隊の撤兵を実現する気運を盛り上げたいと思います。 当日は札幌の佐藤博文弁護士、名古屋の川口創弁護士、 訴訟の会名古屋の池住義憲原告代表が各政党代表に面談 申し入れを行います。 それと平行して全議員に手分けして「手渡し」「ポスティング」をします。 全議員720室 3会館を手分けして回らなくてはなりません。ひとりでも多くの 原告・支援者のお手伝いをお願いいたします。 なお お手伝いいただける方は事前にメールで連絡をいただけたらと思います。 日時： 7月22日（金） ９：２０ 衆院第一議員会館前集合（午前中参加できる方） ９：３０～ 各政党代表者に面談、同時並行して「手渡し」「ポスティング」 １３：００ 衆院第１議員会館前集合（午後参加できる方） １３：１０～ 「手渡し」「ポスティング」 １７：００ 終了予定 もし当日多くの方々が来てくだされば分担し、「手渡し」「ポスティング」 の際に少なくとも議員秘書にしっかりと挨拶・説明することが可能になり ます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 総会のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 提訴から１年半経ちました 第５回口頭弁論では内田計一裁判長の 不法・不当な訴訟指揮により 私たちの大切な裁判が蹂躙されました ここで気持ちを新たにして ９月９日の第６回口頭弁論に原告・支援者の 力の結集をはかる意味からも 訴訟の会の「総会」を行います 弁護団・事務局からいろいろな報告をさせていただき みなさまからの提案をいただきたくおもいます ぜひ参加をお願いいたします 日時： 7月30日（土）13：30～16：30 場所： 名古屋本山生協会館 4F ホール （地下鉄 本山駅下車 4番出口 ） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■抗議活動の報告と今後の予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 訴訟の会代表の池住です。 地裁前での抗議活動報告と次回の予定をお知らせします。 ＜抗議活動の報告＞ 4月22日以降、内田計一裁判長の不当・違法な訴訟指揮に対し、名 古屋地裁前でチラシをまいて抗議活動をしてきました。 朝8時～9時と夕方の17時～17時50分（その後は栄・三越前に移動し て19時まで街宣）という時間帯で、これまで4/25(月）、26（火）、5/9(月）、 10（火）、16(月）、30（月）、6/6（月）、13(月）、20（月）27（月） 7月4（月）11(月）と行いました。 チラシは朝夕あわせて約８００枚ほど、地裁に出入りする方や道行 く方々に手渡ししました。地裁前でのチラシ受け取りはかなりよく、私 はマイクをながら、通り過ぎる人一人ひとりに軽くお辞儀をして挨拶し ていますが、挨拶を返してくれる方や、「御苦労様」「がんばってくださ い」と言ってくださる方も出てきて励まされました。 ＜次回の抗議活動＞ 日時：7月19日（火） 8:00～9:00 名古屋地裁前 17:00～17:45 名古屋地裁前 18:00～19：00 栄・三越前 今回は祭日があります関係で火曜日です 今後の予定 ７月25日（月） 8月2日（火） 8月8日（月） ・・・暫定 すこし変則になっていますが ご都合のつく方、ご参加ください。 原告のみなさん、力合わせて抗議し続けましょう。私は、決してあの ような内田裁判長の不当・違法な訴訟指揮を見過ごすことはしません。 状況が変わらなければ、これからも毎週でも続けたいと思っています。 ※なお、地裁前での抗議活動に参加できない方は、裁判所あてに 「抗議ハガキ」などを送ってください。 詳しくはここ↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kougi_hagaki/ ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
＜２００５年７月メール通信＞ 本来、この期間は国際民衆保健会議でエクアドルに行っている予定でし たが、自衛隊イラク派兵差止訴訟や国内で研修などが重なり、エクアド ル行きは断念しました。１０月下旬の中国・上海出張は、小泉首相が靖国 参拝をしなければ予定通り行く予定です。また、ちょっと先ですが、来年１ 月中下旬にブラジルへ行く予定です。アマゾンの小都市間マニコレというと ころでの地域保健プロジェクトをお手伝いします。詳細はまた追ってお知ら せ、ご報告します。 １．自衛隊イラク派兵・駐留に関する衆参議員アンケート実施について 自衛隊イラク派兵差止訴訟ですが、昨年２月に名古屋地裁に提訴して 以来約１年半が経過。原告は３，１４８名で来る７月２９日に第５次提訴を 予定し、さらに１００余名が加わる予定です。訴訟の詳細は、「訴訟の会」 ホームページ（http://www.haheisashidome.jp/ ）をご覧下さい。 名古屋以外にも、札幌、仙台、栃木、東京、山梨、静岡、京都、大阪、岡 山、熊本で計12訴訟となり、全国の原告合計は5,400名強になっています。 以前のメール通信でご報告しましたが、全国弁護団弁護士有志７名と一 緒に計８名で本年３月下旬、イラクの実情調査のためにイラクの隣国ヨル ダンの首都アンマンを訪問してきました。アンマンにいるイラク人など20数 名から、イラクで何が起こっているか、米英軍が行っている行為の実態は 何かなどの他に、主にサマワに派兵されている自衛隊はどんな活動を行っ ているか、地元の人たちは自衛隊をどのように見ているかについて直接聞 き取り調査を行いました。いずれの情報も日本では得ることのできない貴 重な証言ばかりでした。 そうした私たちのアンマンでの聞き取り調査内容の要点を衆参議員（約７ ２０名）全員に報告し、それに関連したアンケートをこの度、行うことにしま した。同時に、全国各地の原告計5,400名と数多くの訴訟支援者の関心と 要請を受けとめ、自衛隊のイラク派遣再延長問題ならびに自衛隊のイラク およびその周辺地域からの撤退問題など今後の展望に関しても率直に聞 く予定です。 このアンケート調査結果は８月下旬を目標に、全国の都道府県にいます 訴訟原告ならびにその支援グループ・支援者に公開する予定です。また広 くマスメディアを含む社会一般にも公開する予定です。 主要なアンケート内容は次通りです。 問１．（非戦闘地域について） サマワでも去る6月23日駐留陸自の車列通過中の道路で爆発事件、同 29日陸自宿営地を狙ったと思われる迫撃砲攻撃、同30日サマワ市中心部 で迫撃砲着弾による爆発が起こるなど、「主権委譲」がなされたとされるサ マワを含むイラク全土では依然として戦闘行為が絶えず、米英を中心とす る多国籍軍による軍事占領状態が続いています。 貴議員は、このような状態でも、自衛隊を「派遣」している地域（ムサンナ 県サマワ）はイラク特措法に定める「戦闘行為が行われておらず、かつ、そ こで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認め られる地域」であると思っておられますか？ その場合の根拠は何でしょう か？ （ ）非戦闘地域である （ ）非戦闘地域ではない 理由（根拠）： 問２．（サマワの劣化ウラン弾被害について） 本年３月下旬、私たちがイラクの隣国ヨルダンでサマワ出身のイラク人 女性（元教員・現在はバグダッド在住）らから聞いた複数の証言によると、 サマワは湾岸戦争時以降、劣化ウラン弾（ＤＵ）による放射能によって土地 と水が汚染され、生活するには最悪の状況とのことです。破壊され砂漠に 置き去りにされた戦車やトラックは今もなお放射能を出し続け、放射能汚 染が続き白血病患者が増えているとのことです。そして今回のイラク戦争 でも更なるＤＵが使用され、その被害は計り知れません。サマワに駐留して いる自衛隊員にも放射能の影響が数年後に必ず出るだろうと心配顔で話 していました。また、オランダ軍が本年３月に撤退した理由の一つにＤＵに よる放射線被害があるのではないかと証言していました。 こうしたサマワでの劣化ウラン弾被害ならびに駐留する自衛隊員への影 響について早急に調査を行う必要があると思いますが、貴議員は如何お 考えでしょうか？ （ ）早急に調査する必要がある （ ）調査する必要がない 理由： 問３．（陸自活動内容とお金の使い方に関する説明責任について） イラクに駐留する陸自は、復興支援群本部、同管理担当部隊、警備担当 部隊の他に「衛生担当部隊」「施設担当部隊」「給水担当部隊」が編成され て活動を行っています。しかしそれぞれの活動内容に関する報告は極めて 限られており、お金（税金）の使い方に関してはほとんど国民への報告はな く、公開されていません。 サマワにおける陸自のお金の使い方に関してですが、私たちのアンマン での聴き取り調査ではアンマン在住のイラク人男性からなど複数の人たち から、「日本軍（自衛隊）は各部族長に対して賄賂を贈っています。贈って いるのは現金です。サマワには16の部族があり、自衛隊はそれらの部族 に対して自衛隊を攻撃させないために、賄賂を贈っている。サマワでは皆 このことを知っている」との証言も聞いています。 私たちは、政府が陸自の活動内容と共にお金の使い方に関して国民に きっちりと報告・説明する義務と責任があると思っていますが、貴議員は如 何お考えでしょうか？ （ ）政府は国民への報告・説明の義務がある （ ）政府は国民への報告・説明の義務はない（または必要がない） 理由： 問４．（空自による輸送内容について） 私たちは、2004年3月から2005年2月までの一年間、空自がクウェートの アリアルサレム空軍基地からイラク・サマワ近郊のタリル空軍基地まで輸 送した内容の情報開示を防衛庁に求めましたところ、出されたのは輸送初 日の内容一件（顕微鏡、心電計などの医療機器等）のみであとはすべて黒 塗りされた「週間空輸実績」文書でした。不開示の理由は「我が国の安全 を害するおそれ」や「関係諸国との信頼関係を損なうおそれ」があるという ものでした。イラク特措法は自衛隊の活動を人道復興支援活動または安 全確保支援活動の二つとし、輸送物資について大野功統防衛庁長官は 「イラク特措法の実施要項におきましては武器弾薬は運ばない」と国会で 答弁しています。そうであれば、むしろ防衛庁は空自による輸送物資など を積極的に国民に情報開示し、説明・報告すべきであると考えます。 貴議員は、こうした国民に対する情報不開示についてどのようにお考え でしょうか？ 政府（防衛庁）の「国民に対する説明責任」をどのようにお考 えでしょうか？ （ ）政府は「国民に対する説明責任」があり、情報を開示すべきである （ ）情報を開示すべきではない 理由： 問５．（自衛隊派遣「再延長」について） 本年7月現在イラクにおける多国籍軍に派兵しているのは国連加盟191ヶ 国中28ヶ国（合計約161,000人）ですが、そのうち、イタリア（3,000人）は本 年9月から段階的に撤退して来年2月頃までに完了の予定、ポーランド （1,700人）とウクライナ、ルーマニアは本年末までに全面撤退の予定です。 また、ブルガリア（400人）も年内撤退期限短縮の方向であり、カザフスタ ン（25人）も去る5月に国防相が派遣延長に難色を示す発言をし、撤退の 方向にあります。今年末までに少なくとも４ヶ国減って24ヶ国前後になると 予想されています。すでに撤退した国は12ヶ国（ニカラグア、シンガポー ル、ドミニカ共和国、スペイン、ホンジュラス、フィリピン、ニュージーランド、 タイ、ハンガリー、ポルトガル、モルドバ、オランダ）に上っています。 日本政府は昨年12月に派遣期間を本年(2005年)12月14日まで延長しま したが、貴議員は派遣期間の「再延長」について、どのようにお考えでしょ うか？ （ ）再延長すべきである （ ）再延長すべきでない 理由： 問６．最後に貴議員は、現在、派遣されている自衛隊のイラクおよびその 周辺地域からの「撤退」について、どのような展望を持っておられるでしょう か？ お考えをお聞かせください。 以上です。
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 「差止Ｎｅｗｓ臨時号」発行のお知らせです。 前回の裁判終わりがけに、裁判所と国のやりとりによって、次回の 裁判が9月9日と決められました。 これまで原告と弁護団は、内田裁判長の強引なやり方に抗議する一方 で、次回期日の決定をどのように受けるか、何度も話し合ってきましたが、 前回の事はこの先もずっと指摘し続けていくと同時に、派兵の違憲性を 国に認めさせ、一刻も早くイラクから自衛隊を撤退させるため、法廷の 場で、裁判を正面から闘っていくことにしました。 ということで、9月9日の裁判はとても重要です。 皆さん、ぜひ集まってください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■【重要】 第6回口頭弁論の傍聴申し込み ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日時： 9月9日（金）13:30-15:00 集合12：30裁判所西側 場所： 名古屋地方裁判所 １号法廷 参加を希望される方は、下記の専用フォームに記入して送信ください。↓↓ http://www.haheisashidome.jp/koutoubenron_1.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「差止News」臨時号 発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 下記ページをクリックしてください↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kaihou.htm なお、ページが正しく表示されない場合は事務局までご連絡ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■訴訟の会 総会のお知らせ （直前ですが再度のご案内） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最初の提訴から１年半。 これまでの経過、今の現状、そして今後の裁判をどう闘うか・・・。 報告をもとに、みなさんと話したいと思います。 日時： 7月30日（土）13：30～16：30 場所： 本山生協会館 4階ホール （地下鉄 本山駅4番出口より南へ徒歩2分） 参加費： 無料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■イサム・ラシードさん／高遠菜穂子さん講演会のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イラク人ジャーナリストのイサム・ラシードさんから、生々しい占領の 現実を直に聞きます。 当日は高遠菜穂子さんも駆けつけて下さり、ファルージャで起こった 事を語っていただきます。 日時： 8月6日（土）17:00～19:30 場所： 名古屋第一法律事務所3階 交通アクセス↓ http://www.daiichi-law.gr.jp/000/000.htm （下の方） 参加費： 1000円 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■抗議活動 今後の予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＜次回の抗議活動＞ 日時：8月2日（火） 8:00～9:00 名古屋地裁前 17:00～17:45 名古屋地裁前 18:00～19：00 栄・三越前 8月8日（月） ・・・暫定 暑くなりますが、ご都合のつく方、ぜひご参加ください。 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 直前のお知らせです。 今週の木曜日、参議院議員会館内で以下の会合が行われます。 これは、イラク派兵差止（違憲）訴訟の全国弁護団連絡会議が 主催し、衆参全議員に呼びかけて行うものです。 イラク情勢は悪化、自衛隊の派兵期限を「再延長」する動きがある今 この時に、イラク特措法立法に関わった国会議員として、現状をどう見て いるのか、派兵の再延長についてどう考えているのか、撤退に関して どのような展望を持っているのかなどについて「懇談」します。 全国で5,500名以上の原告と800名を超える弁護士が起こしている 訴訟を、直接、国会議員に伝えましょう。 ご都合のつく方、一人でも多く来てください！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■議員会館での報告懇談会のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日時：8月4日（木）午後2時～3時30分 （集合時間は午後1時30分、参議院議員会館1階受付ロビー） 場所：参議院議員会館 第4会議室 内容： 1) アンマンでのイラク実情調査の報告 2)「自衛隊のイラク駐留に関するアンケート」（7月22日実施）の 集約結果の報告 3) 再延長、撤退に関する各政党の見解・政策 4) 訴訟の全国状況とこれまでの被告国の姿勢についての報告 5) その他（質疑および意見交換など） 人数を把握するため、行ける方は事務局info@haheisashidome.jp までお知らせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■イサム・ラシードさん／高遠菜穂子さん講演会のお知らせ【再送】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イラク人ジャーナリストのイサム・ラシードさんから、生々しい占領の 現実を直に聞きます。 当日は高遠菜穂子さんも駆けつけて下さり、ファルージャで起こった 事を語っていただきます。 日時： 8月6日（土）17:00～19:30 場所： 名古屋第一法律事務所3階 交通アクセス↓ http://www.daiichi-law.gr.jp/000/000.htm （下の方） 参加費： 1000円 →無料になりました。 会場でカンパ（講師の交通費・資料代に）をお願いします。 詳しくはこちら↓ http://www.haheisashidome.jp/ibento.htm#20050806 事務局 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 日々、選挙ムードが高まっています。 今回は「政策で選ぶ選挙」などと言われるわりには、”イラク派兵” の議論がほとんど出てこないのはなぜ・・・？ イラクで起こっていること、憲法、自衛隊の問題を選挙の大きな争 点にさせるため、全国一斉街頭キャンペーンをやります。 みなさんの地元でもぜひ！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ～選挙公示日とその直前３日間～ 『全国一斉ビラ配りキャンペーン』 のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 8月27日～30日の期間で、全国のイラク訴訟のグループが各地域 でビラを配り、街頭トーク、ピースウォークなどを行い、「派兵反対」 を呼びかけます。 名古屋では、以下の日程でビラ配りをする予定です。 日時： 8月29日（月） 18：30～ 場所： 名古屋駅 ナナちゃん人形のところ 平日の夕方ですが、ご都合のつく方、ぜひご一緒に。 ★「自分の地域でもビラを配りたい」という方は、チラシを郵送します ので、事務局までご連絡ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 総選挙の候補予定者へ緊急アンケート実施中 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 訴訟の会では、愛知、岐阜、三重の選挙区及び比例区（東海）の 立候補予定者（87名）に対し、「イラク派兵に関する総選挙アンケート」 を実施しました。 以下参照ページ↓↓ http://www.haheisashidome.jp/20050824senkyo.htm 回答結果については、公示日前日にＨＰに公開、９月早々に 報道機関に発表して一般に公開する予定です。 「イラク派兵」についてどう考えているか・・・ みなさんの地域でも、ぜひ候補者に投げかけてみてください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 9月の街頭ビラ配りのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 全国一斉キャンペーンにひきつづき、以下の日程でも街頭で ビラ配りをします。 日時： 9月3日（土）13：30～15：00 9月5日（月）17：00～18：30 場所： 栄三越前 候補者の選挙演説に負けないよう、街ゆく人びとに 呼びかけましょう。 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
＜２００５年８月メール通信＞ 池住義憲です。８月の「メール通信」をお送りします。 １．天木直人さん、「神奈川１１区」で立候補 ご承知の方が多いと思いますが、今回の衆議院選で、小泉純一郎首相の 選挙区である神奈川１１区（横須賀市、三浦市の２市で有権者総数４０万人弱） から元レバノン大使の天木直人さんが立候補予定です。 天木さんは私たちが昨年２月、名古屋地裁に起こした「自衛隊イラク派兵差 止訴訟」の原告（計３，２５１名）のお一人で、法廷で原告として意見陳述もした 方です。１９６９年外務省に入省し２００１年にレバノン大使に就任。イラク戦争 開戦前後に２回、川口順子外相（当時）あてに「戦争回避のため最後まで外交 努力をすべきだ」などと訴えた公電を打電し、全在外公館にも転送しました。そ の後外務省から勇退を求められ、２００３年８月退職し、その後、外交評論家と して米国寄りの外交政策を批判する執筆活動などを続けています。著書に「さ らば小泉純一郎！」などがあります。 郵政民営化のみを選挙の争点にしようとする動きに対して、イラク戦争支持 の責任追及と自衛隊イラク派兵問題を正面から取り組み、訴えるために出馬を 決意した天木さんの動きは、日本社会にとって大きな意味があると思い、注目 しています。 関心のある方は、下記の日時・場所においでください。選挙公示後の天木さ んの第一声（最初の街頭演説）が予定されています。天木さんの迫力ある心 からの叫びとしての街頭演説を、直接、じっくり聴いてみたい方、おいでくださ い。私もこの日一日は名古屋から駆けつけ、横須賀にいます。 ●日時 ８月３０日（火）午前１１時～ ●場所 京浜急行「横須賀中央」駅前 ２．私のＮＧＯ活動、平和的確信、そして現在の「訴訟」・・・ 私は過去３８年間、ＮＧＯ活動にかかわりを持ちました。その経験を経て、今、 行き着いたところは、日本という国のあり方・あり様、とくに平和に対する取り組 みです。 以下にありますのは、私のＮＧＯ活動が、どのように現在やっている「自衛隊 イラク派兵差止訴訟」に結びついているのか、を書きまとめたものです。とくに フィリピン・韓国での体験、私のキリスト教信仰に基づく平和主義の形成とその 想い、そのもとでの平和への取り組み（１９９０年の「ＮＧＯ戦後５０年声明」、 ２００３年の県知事選での平和に関する選挙公約）などです。ちょっとオーバー かも知れませんが、私の「半生記」とでもいえるものです。 これは、来る９月９日の同訴訟第６回口頭弁論の際に「原告意見陳述書」とし て提出する予定のドラフトでもあります。長文（約５，０００字）ですが、関心ある 方、ご笑読ください。 なお、訴訟の詳細については、（ http://www.haheisashidome.jp/ ）をご覧 下さい。 ２００５年８月２８日（日） 池住義憲 (いけずみよしのり) 国際民衆保健協議会(IPHC) 日本連絡事務所 代表 〒470-0131 愛知県日進市岩崎町竹ノ山149-549 Tel/Fax:0561-73-3423 ---------------------------------------------------------- 原告意見陳述書 ２００５年８月２８日 原告 池住義憲
私は昨年６月１８日第1回口頭弁論において、私が当時の南ヴェトナム・サイゴン（現在のヴェトナム・ホーチミン市）に世界ＹＭＣＡヴェトナム難民救済復興事業ワーカーとして赴任した時の経験から、何故原告になったか、自衛隊イラク派兵によって加担者・加害者にさせられどのような精神的苦痛を受けているか、を陳述しました（注：コピーご希望の方はご一報ください。お送りします）。
今回はそれに追加して、私の過去３８年間にわたるＮＧＯ活動・平和運動の経験と宗教者（キリスト者）としての生き方から培ってきた私の平和を希求する生き方（平和的確信）、それが自衛隊イラク派兵によって全面否定されたことによってどのような権利侵害と精神的苦痛を受けているか、について意見陳述書を提出します。
私は、１９６７年大学卒業から１９８０年までの１３年間は東京ＹＭＣＡに、１９８０年から１９９７年までは愛知県日進市にあるアジア保健研修所（ＡＨＩ）にそれぞれ勤務しました。その後も国際民衆保健協議会（ＩＰＨＣ、本部はニカラグア）という非政府組織（ＮＧＯ）に従事し、アジアを中心とした開発途上国で、民衆の視点に立った参加型地域開発、そのための指導者養成・研修、政策提言（アドヴォカシー）などの活動を行ってきました。
１９８２年から２年間、私は家族と共にフィリピンに住んでいた時のことです。その間、私はフィリピン人からそれぞれ異なる場所で、３回、同じ質問を受けました。その質問とは、「１９４２年から４５年の間、あなたのお父さんは何処にいましたか？」です。最初にこの質問をしたフィリピン人は、ケソン市に住む義眼と義手の７０歳位の老人でした。その声は、今も忘れることはできない。
日本軍は、１９４１年１２月８日、開戦と同時にフィリピンへの侵略を開始し、４２年５月のコレヒドール島陥落を機にフィリピン全土を日本軍の支配下に置きました。以後、１９４５年８月までの３年半、日本軍は圧制に加えて、婦女子の凌辱、物資の掠奪、残忍なゲリラ狩り、ビンタの濫用などで住民の怒りと怨恨を買う蛮行を重ねました。日本軍の戦争犯罪によるフィリピン市民の犠牲者は、９万人を超えました。
他者の足を踏みつけた者はその行為を軽視して忘れますが、踏まれた者は決してその傷と痛みを忘れることはない。戦争の傷跡は、世代を超えて続いていくのです。私は、この時、「もう二度と日本を戦争する国にはしない、させない」「いかなる状況であっても、武力・軍事力による力の支配の加担者にはならない」「これは日本人としての私の責任であり、義務である」と心に誓いました。私の平和的確信が明確に意識化された時です。
その後も、インドネシア、マレーシア等での類似体験によってアジア諸国民に対する戦争加害責任をより強く自覚し、私の平和的確信は確固たるものになっていきました。
それから２３年経った今、こうした私の平和的確信に基づく生き方は、被告国による自衛隊イラク派兵によって全面否定されました。国際法違反の軍事攻撃・軍事占領を続ける米英軍の「加担者」にさせられ、数多くの無防備・非武装イラク市民への殺傷行為の「加害者」にさせられています。私は耐えらない。
昨年４月上旬の米軍によるファルージャ総攻撃で「死者は６００名以上、その多くは女性や子どもら一般市民」など連日にわたるこうした報道に、私は日々、苦痛を感じています。私は、他者の苦痛を自分の苦痛と感じない人間ではない。「二度と加担者、加害者にならない」と誓った私の生き方・人生が全面否定されている。米軍のファルージャでの殺害行為に組みさせられ、私は、どうしようもなく、つらい。私の平和を希求する生き方が踏みにじられ、苦しい。
ゆえに私は、裁判所に対して、侵害されている私の「いかなる状況にあっても戦争や軍隊によって他者の生命を奪うことに加担させられない権利」の救済を求めています。
１９８７年よりＡＨＩは、韓国の順天（スンチョン）市郊外で毎年約２週間にわたる韓国全羅南道の農山村・離島で農村伝道に励む青年牧師を主対象とした「農村地域保健」指導者研修を行っていました。１９８９年９月、私はその研修を終えて全州（チョンジュ）を訪ねた時のことです。夕方７時頃に市郊外にある基督教農村開発院に着き、責任者である鄭萬浩（チョン・マン・ホー）さんに会いました。
一般的会話の後、私はＡＨＩが韓国で行っている研修活動について話し始めました。するとその途中、鄭さんは厳しい目線、低い小さな声で私に「なぜあなたは韓国を助けるのですか？」と質問を投げかけたのでした。この質問の背後には、日本人の韓国・朝鮮人に対する一方的な侵略と抑圧という過去の日韓の歴史があります。鄭さんのお父さんは三・一独立運動（１９１９年、日本帝国主義統治時代に起こった朝鮮民族による独立運動）の闘志であり、叔父さんは反日義兵闘争（１８９５年～、韓国を日本の保護国化する動きに対して全国的に広がった抗日闘争）の一員でした。いずれも日本軍兵士に殺されたとのことです。鄭さんの心のなかには、日本の植民地支配という長い歴史の中で培われた、言葉で言い表すことの出来ない深い怒り、憤り、悲しみが依然として根底にあるのです。
私は鄭さんの質問を受けて、字を紙に書いて次のように筆談しました。「通常の国際援助・協力活動は、豊かな者（国）から貧しい者（国）へという上下関係で考えられている。しかし、私は違う。過去の日韓の歴史のなかで、「侵略した国」と「侵略された国」という関係を前提にしている。いくら償っても償いきれない過去の日本の過ちを詫び、決して再び起こることがない努力と関係づくりをしていきたいと思っている。私が今ＮＧＯでやっていることは、以前に私たち日本が奪ったもののほんの一部分を返している、戻しているに過ぎない。いくら返しても、返し終わることはない。なぜなら、多くの人の生命までも奪い取ってしまったのだから…」
鄭さんとの「筆談」は、夜遅くまで続きました。一通り話し終えると、鄭さんは微笑みながら私にグラスを差し出してくれました。私はその酒を飲み干し、返杯。鄭さんも飲み干す。そして私に右手を差し伸べて、固い握手…。その瞬間、私の目の前を「和解」の二文字が横切り、思わず涙がこみ上げてきました。
私にとってＮＧＯの国際協力活動は、「和解の業」への参画です。私の平和的確信をベースにした具体的実践の一つです。私の生き方の重要な柱です。「和解」は、まず何よりも侵略した国の正式な謝罪と補償・賠償、そして二度と侵略戦争を起こさないという約束の履行が大前提です。約束とは、憲法第９条のことです。９条は戦争を深く反省し、二度と戦争を起こす国にはならない・しないと誓った心からの叫び。国際的な不戦の約束証文です。憲法前文に「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないように決意し」と記してあるのは、９条そのものが戦争責任の取り方の一つであることを示しています。
今回の被告国による自衛隊イラク派兵は、こうした私の生き方・在り方を全面否定するものです。「和解」どころか他者（無防備・非武装のイラクの一般市民）の生命を奪うことに加担させられています。私の「他者の生命を奪うことに加担させられない権利」が侵害されています。
ゆえに私は、裁判所に対して、侵害されている私の「いかなる状況にあっても他国の民衆への軍事的手段による加害行為と関わることなく、自らの平和的確信に基づいて平和のうちに生きる権利」の救済を求めています。
私は、１９６６年、大学（立教大学）３年の時に受洗し、キリスト教信仰に基づく平和主義を自らの信条としています。大学卒後に就職した東京ＹＭＣＡで出会った恩師を通して、イエスの無抵抗主義に基づく非戦・非暴力・平和主義を唱えた内村鑑三（１８６１～１９３０年）の生き方に共感している者です。
内村鑑三は日清戦争（１８９５年）の時は義戦論を説きましたが、朝鮮半島での日本軍の侵略行為の実態を知り、戦争絶対廃止の立場に変わります。１９０３年、内村は「余は日露非開戦論者であるばかりではない。戦争絶対廃止論者である。戦争は人を殺すことである。そうして人を殺すことは大罪悪である。そうして大罪悪を犯して、個人も国家も永久に利益を収め得ようはずはない」（「非戦論」山本泰次郎編、角川文庫）との戦争廃止論を唱えました。非戦宣言です。１０２年前のことでした。
そして１９２６年、内村は「わが日本が国家的宣言を発して、国家の武装解除を宣言し、こうして全世界に戦争のない新文明を招来し得るなら、それはなんと素晴らしい日であろう」（英文論説「新文明」）と述べています。内村の遺言とも言えるものです。「戦争放棄」「戦力不保持」「交戦権否認」を謳った第９条をもつ日本国憲法が制定される２０年前のことでした。
こうしたキリスト教信仰に基づく非戦・非暴力・平和主義に立って、私は、過去１０年間だけでも様々な取り組みをしてきました。
戦後５０年を迎えた１９９５年、私は全国のＮＧＯ関係者に呼びかけて有志による「ＮＧＯ戦後５０年声明」を出しました。戦後５０年の節目に、市民およびＮＧＯの視点から「謝罪」と「不戦」の決意を表明し、日本政府及び広く社会に提言することを目的としたものです。日本国内６４のＮＧＯから計２２５名の賛同者を得て、同年８月１日、当時の五十嵐広三官房長官と土井たか子衆議院議長に直接面談し、声明を手渡しました。この「ＮＧＯ戦後５０年声明」は英語、ハングル語、北京語、台湾語、ビルマ語、タガログ語、クメール語、ヴェトナム語に翻訳し、アジア・太平洋地域２２ヶ国の在日大使館大使をとおしてアジア各国に送付しました。
声明の内容は、①５０年前までのアジア太平洋地域での植民地支配とそのためのすべての戦争を日本国家によるアジア諸国及び太平洋諸島への侵略であったと改めて認識し、市民として心より謝罪の意を表明、②戦後も日本社会が朝鮮戦争やヴェトナム戦争に加担することで日本の経済的繁栄を築いてきたことなどに触れ、私たち市民はこれを結果として容認してきたことを反省、③次の５０年を歩み出すに際しては、これまで以上に市民レベルの協力・協働、交流活動を進め、世界平和の創出と永久不戦への決意を表明、したことです。政府に対しては、④明確な公式謝罪、⑤戦争犠牲者への個人補償、⑥中国等に遺棄したままの化学兵器の処理など未解決問題に対して速やかに具体的措置をとること、などを要請したものでした。
２００３年２月、私は愛知県知事選に出馬し、「愛知県を平和の発信拠点にしよう」を七つの選挙公約の一つに挙げました。戦争への加担は県民の生活を脅かし、地方自治を破壊する最たるものです。過去の歴史から学び、憲法第９条を盾として「戦争しない国」「戦争に加担しない国」づくりに向けて、愛知県をそのための拠点にしよう、と呼びかけました。県知事自らが平和創出の体現者となること、非核三原則を県内全域にわたって宣言すること、小牧基地に空中給油輸送機を配備することに反対して憲法第９条の精神を世界に発信すること、平和教育を県下で幅広く推進するために平和教育ファシリテーターを養成すること、学校教育に非暴力トレーニングを取り入れること、県内外から広く収集した戦争実態を語る資料を展示する平和祈念館（ピース・メモリアル）を早期に設置すること、などを呼びかけました。
２００４年３月には、非暴力、平和の真の意味を問い、平和と人権を脅かすもの、それにどう立ち向かうか、市民・ＮＧＯとして何ができるか、などを詳細にとりまとめて編集し、「平和・人権・ＮＧＯ～～すべての人が安心して生きるために」（池住義憲他編、新評論、２００４年）を出版しました。私が執筆した第４章「憲法第九条の「輸出」」の最後に、私はニューヨークの国連本部の建物に面した小さな公園の壁に刻まれている聖句を引用して次のように書き結びました。
「彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。
国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない」（イザヤ書２章４節）
まさに国連憲章の精神を表現している。日本国憲法第９条の「輸出」とは、すべての国に向かって、剣と槍を置き、鋤と鎌に打ち直そうと呼びかけることだ。もはや戦うことはやめよう。非暴力で平和を創ることを学ぼう。（「平和・人権・ＮＧＯ」176～177ページ）
自衛隊イラク派兵は、こうした私のキリスト教信仰に基づいた非戦・非暴力・平和主義という生き方を真っ向から否定するものです。１９９５年、アジア各国に発信した「ＮＧＯ戦後５０年声明」で誓約した永久不戦の決意が、反故にされました。愛知県は平和のメッセージを発信する拠点どころか、２００３年１２月以降、小牧基地から重武装した自衛隊を派兵する拠点と化してしまいました。この１０年間、平和を希求し、キリスト教信仰に基づく非戦・非暴力・平和主義に立って取り組んできた私の平和運動がすべて足元からすくわれ、深い傷を心に受けています。信仰に基づいた生き方の否定は、物理的、金銭的被害や不利益より、重い。
ゆえに私は、裁判所に対して、侵害されている私の「信仰に基づいて平和を希求し、すべての人の幸福を追求し、そのために非戦・非暴力・平和主義に立って生きる権利」の救済を求めています。
司法府は、他者の不法行為によって生じた市民の権利侵害ならびに精神的苦痛を救済する最後の場所です。どのような権力・圧力からも影響されることなく、独立して公正な判断を下し、権利侵害、精神的苦痛に苛まれている市民を救済する場所です。拘束されるのは、唯一、憲法と法律です。
私は、被告国の憲法違反、国際法違反、法律（イラク特措法、自衛隊法）違反の「自衛隊イラク派兵」という不法行為によって、以上述べてきたとおり、私の「戦争や軍隊によって他者の生命を奪うことに加担させられない権利」、「他国の民衆への軍事的手段による加害行為と関わることなく、自らの平和的確信に基づいて平和のうちに生きる権利」、「信仰に基づいて平和を希求し、すべての人の幸福を追求し、そのために非戦・非暴力・平和主義に立って生きる権利」が侵害されています。これらの権利侵害により、精神的苦痛を受けています。
違憲立法審査権を行使し、「法」と「良心」に基づいて公正な判決を下し、私が受けている権利侵害と精神的苦痛を救済してください。私は、司法府の良心、裁判官の良心を信じています。
以上
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 総選挙の候補予定者への緊急アンケート 回答結果 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 愛知、岐阜、三重の選挙区及び比例区（東海）の立候補予定者（87名） に対し、「イラク派兵に関する総選挙アンケート」を実施しました。 回答結果は以下のページでご覧いただけます。 ↓ http://www.haheisashidome.jp/20050824senkyo.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■天木直人さん、「神奈川１１区」で立候補 8月30日 最初の街頭演説 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 訴訟の会代表の池住です。 ご承知の方が多いと思いますが、今回の衆議院選で、小泉純一郎 首相の選挙区である神奈川１１区（横須賀市、三浦市の２市で有権 者総数４０万人弱）から元レバノン大使の天木直人さんが立候補 する予定です。 天木さんは、自衛隊イラク派兵差止訴訟の原告のお一人として、 第２回口頭弁論で意見陳述もしました。 郵政民営化のみを選挙の争点にしようとする動きに対して、イラク 戦争支持の責任追及と自衛隊イラク派兵問題を正面から取り組み、 訴えるために出馬を決意した天木さんの動きは、日本社会にとって 大きな意味があると思い、注目しています。 選挙公示日の本日、天木さんの最初の街頭演説が予定されています。 天木さんの迫力のある演説を直接、じっくりお聞きになりたい方は、 お出かけください。 ●日時 ８月３０日（火）午前１１時～ ●場所 京浜急行「横須賀中央」駅前 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 今週金曜日は、第6回目の裁判です。 前回、裁判長の交替により問題となった「更新弁論」。 （用語解説 http://www.haheisashidome.jp/yougo_kaisetsu/index.htm） 「後日、十分な時間をとってやらせてほしい」という原告側の訴えを 安易に退け、裁判長のとった言動、決定はあまりにひどいものでした。 以来、夏の暑い日も、裁判所前で裁判長に対し抗議を続け、 一日も早く自衛隊が撤退するよう、司法による正当な判断を 裁判所に求めてきました。 今回はさらにもう一人裁判官の交替があり、原告弁護団が訴え てきた通り、「更新弁論」を裁判の冒頭で行います。 今までの膨大な書面から、要点を短時間で説明・・・ と言っても準備は大変。今この時間も、弁護士さんが 猛烈な勢いで作成しています。 前置きが長くなりましたが、みなさん、ぜひ裁判にご参加を！！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■【重要】 第6回口頭弁論のごあんない （再送） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日時： 9月9日（金）13:30-15:50 集合12：30裁判所西側 場所： 名古屋地方裁判所 １号法廷 詳細はこちら↓ http://www.haheisashidome.jp/saiban_nittei.htm 今回、法廷で陳述する方は・・・ 池田香代子さん、梶岡マリリンさん、岡崎勝さん、大塚英志さんです。 16：10～弁護士会館ホールで報告集会 17：15～栄までデモを予定しています。 参加を希望される方は、下記の専用フォームに記入して送信ください。↓↓ http://www.haheisashidome.jp/koutoubenron_1.htm ※事前申込みされた方で、当日参加できなくなった場合は お手数ですが、事務局までご連絡ください。 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 去る9月9日、第６回口頭弁論が開かれました。 更新弁論、原告の意見陳述、弁護団の陳述・・・と、順調に進む様子 を見て、やっと平常の裁判が取り戻されたかのように見えました。 ところが、弁護団が主張立証計画を述べた後、内田裁判長が被告 に意見を求め、被告は「平和的生存権は法的な問題であり、これ 以上の審理は必要ない」というような事を言いました。 そして、内田裁判長は一言。「次回、結審を予定しています。」 9月に出された被告の書面 に対する反論、さらなる主張を加えて、 これから内容に踏み込んでいこうとするこの時に、 ”結論先にありき”で、予断をもった酷い訴訟指揮に、またも法廷は 激しく紛糾しました。 詳しくは、会報（10月初発行予定）で報告いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 連続街頭活動のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 抗議の街頭活動を、以下のスケジュールで行います。 特に愛知・岐阜・三重の原告の皆さん、可能な時間帯に ぜひ来てください。 ●９月２６日（月） １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 ●１０月３日（月） １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 ●１０月１７日（月） １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１８：４５ 栄・三越前 ●１０月２４日（月） １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 ●１０月３１日（月） １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 米・ナショナル・ロイヤーズ・ギルド ハイケン弁護士 来日講演会のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ アメリカの民主的法律家団体ナショナル・ロイヤーズ・ギルドは、 ベトナム戦争当時から、GIホットライン（兵士が兵役拒否などの 悩みを相談できる窓口）を開設しています。 団体のハイケン弁護士の来日に合わせて、名古屋でも講演会 を開き、イラク戦争後のアメリカ市民による反戦・抵抗運動の現 状などについて、お話を聞きます。 日時： １０月１８日（火）１８：３０～２１：００ 場所： 名古屋第一法律事務所 参加費： 未定 主催： 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 ぜひ、ご参加ください。 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 現在、裁判報告を載せた「差止News」第7号を急ピッチで準備中です。 もうしばらくお待ちください。 さて、今月17日と18日に、以下の会を開催します。 平日の夜ですが、ご都合のいい方、ご参加ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■9・9口頭弁論の報告・抗議集会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第6回目の裁判で、一体何が起こり、弁護団は何を決意し、 私たち原告はこの裁判を前に進めるために、どうすれば いいのでしょうか・・・。 先の裁判と、その後の弁護団の方針決定に至る経緯を 報告し、今後の活動について皆さんと話し合いをもちます。 日時： 10月17日（月） 19：00～20：30 場所： 名古屋YWCA105号室 ※当日は、以下の時間で街頭抗議活動もしています。 来られる方は、こちらからどうぞ！ 16：50～17：45 地裁前 18：00～18：45 栄・三越前 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 米・ナショナル・ロイヤーズ・ギルド ハイケン弁護士 来日講演会 （再送） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ アメリカの民主的法律家団体ナショナル・ロイヤーズ・ギルドは、 ベトナム戦争当時から、GIホットライン（兵士が兵役拒否などの 悩みを相談できる窓口）を開設しています。 団体のハイケン弁護士の来日に合わせて、名古屋でも講演会 を開き、イラク戦争後のアメリカ市民による反戦・抵抗運動の現 状などについて、お話を聞きます。 日時： 10月18日（火）18：30～21：00 場所： 名古屋第一法律事務所 参加費： 500円 主催： 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 詳しくはこちら↓ http://www.haheisashidome.jp/ibento.htm#20051018 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 連続街頭活動のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 抗議の街頭活動を、以下のスケジュールで行います。 可能な時間帯にぜひ来てください。 １０月１８日（火） ８：００～ ９：００ 地裁前 １６：５０～１７：４５ 地裁前 １０月１９日（水）１６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 １０月２０日（木）１６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 １０月２１日（金） ８：００～ ９：００ 地裁前 １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 １０月２４日（月） ８：００～ ９：００ 地裁前 １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 １０月３１日（月） ８：００～ ９：００ 地裁前 １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 「差止Ｎｅｗｓ第７号」発行のお知らせです。 内田計一裁判長の、度重なる不当・違法、不公平な訴訟指揮に対 して、弁護団は「裁判長忌避」申し立てをすることを決定しました。 同時に、私たち原告は内田裁判長に「回避」を求める署名を行います。 ★「忌避」と「回避」の説明↓ http://www.haheisashidome.jp/yougo_kaisetsu/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「差止News」７号発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第6回口頭弁論の最後の15分間の模様も載せました。 下記ページをクリックしてください↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kaihou.htm なお、ページが正しく表示されない場合は事務局までご連絡ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「裁判長に回避を求める署名」を集めてください ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 内田計一裁判長に対し、「この裁判の担当を自ら辞し、審理を 他の裁判官に交替してください」と要求する署名を実施します。 HPトップページ→ http://www.haheisashidome.jp/ から署名 用紙をダウンロードして、できるだけ多く署名を集めて、事務局 にお送りください。 締切は12月31日（土）です。 ご協力よろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■抗議活動 今後の予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今週は、雨ニモ負ケズ、抗議活動を続けています。 １０月２０日（木）１６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 １０月２１日（金） ８：００～ ９：００ 地裁前 １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 １０月２４日（月） ８：００～ ９：００ 地裁前 １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 １０月２５日（月） ８：００～ ９：００ 地裁前 １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 １０月３１日（月） ８：００～ ９：００ 地裁前 １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 ※11月も毎週月曜日に朝夕と行う予定です。 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 重要なお知らせと緊急のお願いです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■内田計一裁判長の「忌避」申し立てをしました ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ すでに新聞で報じられていますが、昨日（24日）、内田計一 裁判長を、私たちの訴訟の担当から外してもらうよう、名古屋 地方裁判所に「忌避」申立てを行いました。 内田裁判長の担当では、憲法第３２条で保障されている、私 たちの公正な「裁判を受ける権利」が確保できないからです。 申立の経緯と概要については、近日中にHPに掲載します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■9.9口頭弁論を受けての陳述書を書いてください ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 先のメールで皆さんにお願いした、「回避を求める署名」と合わ せて、原告からの9.9の裁判に対する思いを込めた「陳述書」 を提出します。 書き方など詳しくはこちらをご覧ください↓↓ http://www.haheisashidome.jp/20050909/index2.htm 提出は11月上旬を予定しております。 出来上がり次第、事務局にお送りください。 忌避申し立てに対する審理にどれくらいの時間がかかるのか、 また今後どのように推移するかわかりませんが、訴訟の会とし ては、引き続き「回避要請署名」集め、忌避申立との関連の原 告の「陳述書」集めの２点に当面、力をいれていきましょう。 ご協力よろしくお願いします。 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 直前のご案内になりますことをお許しください。 明日10月29日に名古屋の白川公園で集会とデモが行われます。 自衛隊の派兵に反対し、憲法9条を守るために、 今こそ 戻れ自衛隊行くな自衛隊 殺すな殺されるなの声 を挙げましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「もどれ いくな自衛隊！守れ９条 １０．２９名古屋集会」のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程： １０月２９日（土）13：30～14：30 （デモ出発14：40～） 場所： 白川公園 （地下鉄「伏見」5番出口南へ徒歩5分） 内容： 歌 メーンアピール リレートーク 集会アピール 主催：「もどれ いくな自衛隊 守れ９条 １０．２９名古屋集会実行委員会」 連絡先：名古屋YWCA ０５２－９６１－７７０７ 自衛隊イラク派兵差止め訴訟の会 ０５２－７８１－０１６５ 有事法制反対ピースアクション ０５２－８８１－３５７３ 詳しい内容などはこちらを参照ください↓↓ http://www.haheisashidome.jp/ibento_kanren.htm ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 先月、内田裁判長の「忌避」を申し立てましたが、 11月11日に残念ながら「却下」の決定が下されました。 「忌避」に関するページはこちら↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kihi/index.htm 今後、弁護団から決定に対する不服申し立て（「即時抗告」） をしますが、原告の私たちは、裁判長に自ら交代してもらうよう、 ひきつづき署名を集めたいと思います。 「数で勝負」です！ご協力お願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「裁判長に回避を求める署名」を集めてください （再送） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 内田計一裁判長に対し、「この裁判の担当を自ら辞し、審理を 他の裁判官に交替してください」と要求する署名を実施します。 HPトップページ→ http://www.haheisashidome.jp/ から署名 用紙をダウンロードして、できるだけ多く署名を集めて、事務局 にお送りください。 ▼締切が繰り上げられました▲ 12月31日→11月30日（水） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■9.9口頭弁論を受けての陳述書を書いてください ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 9.9の裁判に対する思いを込めた「陳述書」は、27名の方が 書いて下さいました。どうもありがとうございます。 ひきつづき、沢山の方からの陳述書をお待ちしています。 【次回締切：11月30日（水）】 書き方など詳しくはこちらをご覧ください↓↓ http://www.haheisashidome.jp/20050909/index2.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■１１月（後半）街頭活動のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 抗議の街頭活動を、以下のスケジュールで行います。 可能な時間帯にぜひ来てください。 １１月２１日（月） ８：００～ ９：００ 地裁前 １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 １１月２８日（月）８：００～ ９：００ 地裁前 １６：５０～１７：４５ 地裁前 １８：００～１９：００ 栄・三越前 12月の活動予定は決まり次第お知らせします。 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。
原告および支援者のみなさま
派兵期限を来週に控え、「再延長」が濃厚になってきたこの頃。
寒さはいっそう増すばかりですが、
心は温かく過ごせますように・・・
以下の企画にぜひお出かけください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「不戦の集い」ご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第２回目の口頭弁論で原告として意見陳述をされた
梅尾朱美さんがシンポジストとして登場！
日時：１２月８日（木）１８：３０～２０：５０（開場１８：００）
場所：名古屋市女性会館ホール
（地下鉄「東別院」駅下車、１番出口を東へ徒歩３分）
内容：シンポジウム
以下のシンポジストを迎え、参加者の会場発言を交えて、
戦争と平和、日本国憲法と私たちの役割について考えます。
●金 中坤さん（名古屋三菱・朝鮮女子挺身隊訴訟）
●中村昭子さん（原爆認定集団訴訟）
● 依頼中 （中国残留孤児国家賠償訴訟）
●梅尾朱美さん（イラク派兵差し止め訴訟）
まとめ 愛敬浩二氏（名古屋大学大学院法学研究科教授）
会場カンパ：５００円
主催：愛知県平和委員会
（tel 052-931-0070 fax 052-933-3249)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■キャンドル・ピース・アクション
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「再延長」される日の夜、「反対」の意思を表して
キャンドルを灯しましょう。
できるだけ多くの方を誘って、思い思いの格好で栄にお集まりください。
※なお当日はペットボトル（フタ付き）をお持ちください。
その場でキャンドルに加工します。
日時 ： 12月14日(水)１８：００～１９：００
場所 ： 栄バスターミナル（中日ビルと三越の間）
内容 ： 歌、リレートーク、歩道キャンドルウォークなど
～最後に、小泉首相とブッシュ米大統領への抗議声明を出します
呼びかけ：自衛隊イラク派兵差止訴訟の会
名古屋YWCA
有事法制反対ピースアクション
連絡先：名古屋YWCA
(tel: 052（961）7707 mail: office@nagoya-ywca.or.jp)
詳しくはこちら↓↓
http://www.haheisashidome.jp/ibento.htm#20051214
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 「差止Ｎｅｗｓ」最新号発行のお知らせです。 「忌避」申し立てについて等、現在の状況を解説した内容が 掲載されています。ぜひお読みください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「差止News」8号（臨時号） 発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 下記ページをクリックしてください↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kaihou.htm なお、ページが正しく表示されない場合は事務局までご連絡ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「裁判長に回避を求める署名」を集めてください（再送） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 内田計一裁判長に「回避」を求める署名は、 現在までに3,221筆分を裁判所に提出しました。 「公正な裁判をしてほしい」 内田裁判長に私たちの強い思いを示すためにも、より多くの 署名を集めてくださいますよう、再度ご協力をお願いします。 HPトップページ→ http://www.haheisashidome.jp/ から署名 用紙をダウンロードして、できるだけ多く署名を集めて、事務局 にお送りください。 最終締切： 1月10日 ひき続き、メールを配信いたします。 ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/
★このメールは自衛隊イラク派兵差止訴訟の会からお送りしています。 原告および支援者のみなさま 内田計一裁判官「忌避」の訴えは、残念ながら、地裁、高裁 いずれでも認められませんでした。 これにより、１月13日の第７回口頭弁論は予定通り、内田裁判長 のもとで開かれることになります。 これが最後になってしまうかもしれません。 どうか、一人でも多くの方、裁判所に集まってください！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■【重要】 第7回口頭弁論の傍聴申し込み ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日時： 1月13日（金）13:30-15:00 集合12：30裁判所西側 場所： 名古屋地方裁判所 ２号法廷 ※短時間で終わる可能性があるため、入れ替えはありません。 当日は、受付先着順に入廷していただきます。 参加を希望される方は、下記の専用フォームに記入して送信ください。↓↓ http://www.haheisashidome.jp/koutoubenron_1.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「忌避申立」棄却判決に対し、抗議文を出しました ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ １２月１９日、内田裁判官「忌避申立」の訴えは、高裁においても 十分な審理をしたとは思えない僅か３ページの短い判決文で 「棄却」されました。 これに抗議し、担当部署（名古屋高裁民事第３部）に「抗議文」 を提出しました。 詳しくは以下のページをご覧ください。 「忌避」についてのページ↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kihi/ 「棄却」に対する抗議文↓↓ http://www.haheisashidome.jp/kihi/sokujikoukoku_kogibun.doc ◆◆ 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会 事務局 ◆◆ 〒466-0804 名古屋市昭和区宮東町260 名古屋学生青年センター内 TEL：052-781-0165 FAX：052-781-4334 郵便振込：00870-7-97224 加入者名 INBR e-mail：info@haheisashidome.jp http://www.haheisashidome.jp/